JAPAN High Schools TOUR to Australia

リポート‥‥1|リポート‥‥2マッチサマリー

●7月29日(日)

サンシャインコーストにあるMatthew Flinders Anglican Collegeで遠征第2戦をQueensland Secondary Schools相手に行いました。第1戦を終了直前のPGで落とした高校日本代表は、この試合に必勝を期して臨みました

快晴の中試合は開始されましたが、高校日本代表は最初の10分間でしっかりとファイトすることができず3トライを許し17-3とリードをされる悪い展開となりました。この後、徐々に落ち着きを取り戻してきた選手たちは防御でも低く前に出るタックルを行い始め徐々にペースをつかみ始め、前半終了時で27-27の同点にすることができました。後半も開始早々から2トライを奪い、39-27と12点差までリードを奪いました。しかしその後の20分間は、攻めきれずにミスに付け込まれ失点し、さらに2連続トライを奪われ39-44で第1戦に続いて敗れました。選手たちは第1戦をはるかに上回る内容でプレーすることができ、なんとかこの雰囲気を次戦につなげ、残り2試合成果の出せる試合にしたいと考えています。(榎本孝二)

遠征第2戦

遠征第2戦

遠征第2戦

遠征第2戦

遠征第2戦

●7月28日(土)

午前の練習会場が変更となり、サンシャインコースト大学のグラウンドを借用して、練習を行いました。選手は新しいホストファミリーともそれぞれ友好的な関係を作ることができたようで、気持ちを切り替えて明るい表情で集合しました。

練習はコンタクトスキル、ボールを継続させるスキル、それにタックルスキルを組み合わせたドリルを中心に行いました。明日は第2戦。最終戦の相手チームと同等の力を持つ相手と聞いているので、全力で挑みたいと選手・スタッフ一同考えています。

午後はAustralia Zooに行き、クロコダイルやコアラ、カンガルー、クッカバラといったオーストラリアを代表する動物たちを見に行きました。その後、選手たちは再びホストファミリーに引き取られていきましたが、ホストファミリー同士が集まってオーストラリアスタイルのBBQを行っていただき、選手たちの半数がそれに参加し楽しんだようです。(榎本孝二)

グラウンドの隣にカンガルーが現れる
グラウンドの隣にカンガルーが現れる

コンタクトスキルと攻撃の継続方法の徹底を目指した
コンタクトスキルと攻撃の継続方法の徹底を目指した

グラウンドには両国国旗がはためいた
グラウンドには両国国旗がはためいた

午後は動物園へ観光
午後は動物園へ観光

動物園で
動物園で

●7月27日(金)

残念ながら敗戦でのスタートとなった今回の遠征ですが、午前はカテドラルスクールに集合し、ビデオ分析を通じて昨日の反省点を確認し、その後リカバリートレーニングで汗を流しました。

午後はタウンズビルから飛行機でブリスベンへ移動し、さらにバスに乗り換えここサンシャインコーストに到着しました。選手たちは今日からはまた異なるホストファミリーといっしょに過ごすことになります。選手の保護者の皆様および所属チームの関係者のみなさま、体調を崩したり大きな負傷をするものもおらず、その点においては遠征は順調に進んでおりますので、ご安心ください。(榎本孝二)

前田団長より選手へ
前田団長より選手へ

ミーティングで昨日の反省点
ミーティングで昨日の反省点

新しいホストファミリーとの出会い
新しいホストファミリーとの出会い

●7月26日(木)

いよいよ遠征第1戦。緒戦で勝利を収めるかどうかは、その後の試合にも大きな影響を与えるので非常に大事な一戦となります。

ホームステイの関係で8:30に学校に到着した選手は午前中スクールバスに乗って、タウンズビル市内の主な名所を見学しました。2003RWCでジャパンが熱戦を演じたスタジアムも訪れました。午後はお世話になっているカテドラルスクールにて昼食をいただき、その後試合会場へ移動しました。

やや蒸し暑さを感じるものの、好天のなか、午後4時にキックオフ。高校日本代表は防御に練習のほとんどの時間を割きここまでやってきました。しかしながら、セットプレーからの防御はしっかりとアップをかけて前でつぶすことができたのですが、カウンターアタックでは受けに回ってしまったり、個々のタックルのヒットが弱く抜かれる場面が多々ありました。
攻撃では相手タックラーに容易に倒されないよう立ってプレーを連続させることに主眼を置き練習してきました。トライを得た場面ではこの考え方に基づいたすばやくボールを動かすラグビーができましたが、接点での入り負けなどもあり、突き放すことができず、逆に最後ノーサイド直前のプレーで自陣で反則を犯しPKを決められ逆転負けを喫してしまいました

ファンクションでは、気持ちを切り替え、相手チームの高校生と非常に友好的に過ごすことができていたように思います。明日は午前中にリカバリートレーニングと試合の振り返りを行った後、第2戦と地となるサンシャインコーストへ向かいます。(榎本孝二)

高校日本代表オーストラリア遠征リポート

高校日本代表オーストラリア遠征リポート

高校日本代表オーストラリア遠征リポート

高校日本代表オーストラリア遠征リポート

アフターマッチ・ファンクション
アフターマッチ・ファンクション

スピーチを行う山下主将
スピーチを行う山下主将

遠征歌「上を向いて歩こう」
遠征歌「上を向いて歩こう」

●7月25日(水)

午前はコンタクトスキルを中心としたハードメニュー、午後はコンビネーションと中心としてメニューで明日の試合に備えました。ノースクインズランドも高校代表に何とか一勝をあげようと狙っているようです。
2003年にRWC(ラグビーワールドカップ)が行われたここタウンズビルは本当に親日家が多く、数多くの人々に遠征のサポートをお願いしています。(榎本孝二)

高校日本代表オーストラリア遠征リポート

高校日本代表オーストラリア遠征リポート

高校日本代表オーストラリア遠征リポート

高校日本代表オーストラリア遠征リポート

●7月24日(火)

天理教校学園ラグビー部及び天理教甲賀大教会詰所の全面的な支援の下に行われた直前合宿を経て、本日の早朝ケアンズに到着し、バスに乗り換え4時間の後、第1戦の地タウンズビルにやってきました。

バス移動の休憩に立ち寄ったレストランでは各自で朝食を注文し、オーストラリアの生活に入っていきました。練習会場は過去2年と同じく地元の私立カテドラルスクールを拝借しました。温暖な気候で25℃程度の気温のなか、長時間にわたる移動での疲れをとるために、ランニングが中心となるキック処理を取り入れたメニューでしっかりと汗を流し、いよいよ明後日に迎える遠征第1戦に向けて調整を開始しました。
練習後、選手たちはホストファミリーにそれぞれ引き取られ、ステイ先へと三々五々移動しました。(榎本孝二)

高校日本代表オーストラリア遠征リポート

高校日本代表オーストラリア遠征リポート

高校日本代表オーストラリア遠征リポート

高校日本代表オーストラリア遠征リポート

田中監督
田中監督

高校日本代表オーストラリア遠征リポート

高校日本代表オーストラリア遠征リポート