U19世界選手権大会
U19代表に応援メールを!

U19日本代表では、皆さまからの応援のメッセージを受け付けています。こちらまでお気軽にお送りください。

●4月4日(水)

いよいよ明日はアルゼンチン戦。世界大会開幕です。練習も試合を想定した内容で、緊張感が高まってきました。2名の選手の帰国、慣れない英語圏での生活等厳しい条件はそろっていますが、これが世界大会です。チーム全員で厳しい条件を乗り越えていきます。
こちらベルファストは昨日、今日と暖かい日が続き、町の木々の花もだいぶ、つぼみがふくらんできています。大会中にはぐっと春らしくなるのだろうなあと感じています。日本では桜が満開とのこと。ベルファストでも選手諸君が桜の花を咲かせてくれると思います。(小見山 博)

◎東出主将
「明日は初戦ですが、残り試合のことは意識せず、最後の試合だと思い戦います。とにかく試合終了後は、立てないくらい全力を出し切ります」


◎萩本監督

「なかなかいい雰囲気で練習を終わることができました。強豪ばかりが相手ですがこうした強豪と真剣勝負をすることでチーム力も上がっていきます。明日の試合ももちろん全力で戦います」

●4月3日(火)

アルゼンチン戦まで後二日。ここまで一緒に戦ってきてくれた、竹本選手・吉田選手が怪我のため帰国することとなりました。31日の親善試合で負傷いたしましたが、彼らの将来を考えるとこのまま帯同させているよりも帰国し治療に専念したほうがよいとの判断をいたしました。練習に出かける選手を見送った彼らの目に光った涙を忘れることはできません。

練習も回数を重ね、チームは確実に上向いてきています。二人の優秀な選手を欠くこととなりましたがこの大会は一戦一戦が総力戦です。チーム全員でがんばります。(小見山 博)


◎萩本監督

「非常に残念なことに二人の選手が帰国してしまいましたが、二人の分までチーム全員が頑張ります。この地に残った我々が頑張ることが二人のためにもなることと思います」

●4月2日(月)

朝から晴れ渡り、穏やかな一日となりました。ここベルファストも町のあちこちで水仙がきれいに咲いており、春の訪れを告げています。

本日は毎大会行われている、全参加選手のドーピングセミナーが行われました。参加24カ国の全選手が集まるセミナーですが、この場で他国の選手を目の当たりにすると「世界大会」という思いが改めて強く感じられます。

我々の練習会場となっているのはアルスター大学です。受け入れ態勢もよく、練習もスムーズに行っております。初戦のアルゼンチン戦まで、残された時間は多くありませんが精一杯の努力をし続けたいと思います。(小見山 博)


◎萩本監督

「各国の選手と接したことで世界を実感してくれたことと思います。やるべきことをやり、アルゼンチン戦を迎えたいと思います」

グループAの主将選手
グループAの主将選手

●4月1日(日)

ダブリンからベルファストへ入ってきました。宿舎はウェールズ、イングランドと同じ宿舎です。イングランドは昨日から、ウェールズは我々とほぼ同じ到着でした。ダブリンでは朝食後、荷物をすべてまとめリカバリートレーニングへ。リエゾンのエドさんが勤務されている学校のプールをお借りしました。

しっかりと温水プールが完備されたうらやましい環境の学校でした。聞けばかなりの名門校であるとのこと。ラグビーも非常に強く、世界大会へ参加するU19アイルランド代表にも3名の選手を送り出しているそうです。リカバリー後はダブリン市内を見学し、ベルファストへ移動。いよいよ世界大会が始まります。この大会を最大の目標としてここまで積み重ねてきました。強豪ばかりですが、持てる力を発揮しできるよう頑張ります。(小見山 博)


◎萩本監督

「本日のミーティングでは昨日の試合で出た課題をチーム全員で再確認することができました。明日からの練習でできる限り課題を修正し、大会に臨みたいと思います」

●3月31日(土)

日本とアイルランドとの国交樹立50周年を記念したIrish Schoolsとの親善試合に臨みました。朝から太陽が顔を出し、穏やかな空の下、U19日本代表のキックオフで試合開始。

5分に先制トライを奪われたものの落ち着いて試合を進めるU19日本代表は敵陣で試合をする時間が長くなり、2つのトライを奪い14-7で前半終了。しかし、後半に入るとIrish Schools が徐々に主導権を握り、2つのトライを奪われ14-21と逆転を許してしまいました。ここが踏ん張りどころでしたが、PGを許し10点差となってしまい、一つのトライでは追いつくことができなくなりました。その後もIrish Schoolsから主導権を奪い返せぬまま試合終了。

試合後のファンクションでは林大使はじめ日本大使館の皆様にもご出席いただき、選手諸君も緊張気味でした。明日はいよいよ世界大会会場のベルファストに入ります。ダブリン滞在は4泊5日の短いものでしたが、日本大使館の方々、リエゾンのエドさんや多くの方々に本当に良くしていただきました。ベルファストでわれわれが活躍することで少しでも恩返しをしたいと思います。(小見山 博)

試合メンバー
1.三上→16.古舘、2.井上→17.森、3.新田→18.中川、4.松田→19.中田、5.栗林、6.杉本、7.西原→20.大平、8.前川→21.荻原、9.東出(主将)→22.柳原、10.竹本→23.吉田、11.ブラッキー→25.甲地、12.増田→24.飯田、13.笹倉、14.長野→26.大久保、15.森田


◎萩本監督

「良い面、悪い面両方が出た試合でした。悪い面の課題を修正し、初戦のアルゼンチン戦に向かいます」

FWが押し込みトライを奪う
FWが押し込みトライを奪う

アタックを仕掛ける東出主将
アタックを仕掛ける東出主将

ファンクションにて
ファンクションにて

●3月30日(金)

本日も厳しい冷え込みの一日でしたが、選手諸君は元気よく明日のIrish Schools との親善試合に向け練習を行ってくれました。試合会場となる St.Mary's College での練習はU19 JAPANとしてやらなければならないことを中心に行いました。世界大会に向け、今まで積み重ねてきたことをいかに出せるか、集中力をいかに持続できるかが課題だと思います。明日の試合では積み重ねてきたことに自信を持って、どんどんチャレンジして欲しいと思います。

本日の夕食は在アイルランド大使公邸にお招きいただきました。おいしい日本食にチーム一同大満足でした。ちょうど50年前の3月、アイルランドと日本との間に国交が樹立され、我々はその記念の年に親善試合を行うことができます。少しでも国交樹立50周年に貢献できればと思います。(小見山 博)


◎萩本監督

「寒さやぬかるんだグラウンド等、選手には厳しい環境だと思います。しかし、相手も同じ条件です。明日の試合を通じて世界と戦う厳しさを選手が実感してくれればと思います」

●3月29日(木)

昨夜遅く、アイルランドの首都、ダブリンに入りました。ロンドンからの乗り継ぎ便の遅れやロストバゲージ等で到着が予定より遅れてしまいました。

一夜明け遠征初日は午前・午後の練習からスタートしました。20時間近くの移動、深夜の到着による疲労、厳しい冷え込み等でコンディションを心配しておりましたが、選手諸君は元気に練習してくれました。夕食はこちらの日本企業懇話会の皆様にご招待していただきました。遠征中、こうしたサポートをいただけるのは心強い限りです。(小見山 博)


◎萩本監督

「長時間の移動となりましたが、まずまずのコンディションでダブリン初日を終えることができました。やらなければならないことが多いチームですが、課題を明確にし克服していくよう努力したいと思います」

●U19強化合宿 Part1

北アイルランド・ベルファストで開催されるU19世界大会に向け、U19日本代表は16日から大阪体育大学の施設をお借りし、強化合宿に入りました。「チームになる」ことを目標に練習に取り組んでいます。

U19アジア大会終了後、FW合宿、BK合宿そしてセレクション合宿とメンバー選考を重ね選出した26名の選手諸君は日々、真剣に取り組んでくれています。初日こそぎこちない雰囲気がありましたが、徐々に打ち解け始めグラウンドではもちろん、日常生活の場においても笑顔が見えてきています。BK合宿から参加のジェイミー・ブラッキー選手もBK合宿初日の不安そうな表情は消え、チームに溶け込み始めています。

技術的、戦略的な部分では世界と戦う上で、克服していかなければならない課題も多く練習はそうした「世界と戦う上で必要なこと」に重点を置き進めています。ミーティングにおいても監督、コーチからの具体的な指示に選手諸君は真剣に聞き入っています。大会は昨年のドバイ大会と同じ日程で、4月5日から北アイルランド・ベルファストで始まります。4月1日にベルファストに入りますが、今年は日本とアイルランドの国交樹立50周年ということでまず、アイルランドの首都ダブリンに立ち寄り、親善試合を行ってからベルファストに入ります。アイルランドとの友好親善に少しでもお役に立てればと思います。チームは28日に日本を出国、31日にダブリンで親善試合を行いベルファストに入ります。(小見山 博)


◎萩本監督

「世界大会に向け、一つ一つの積み重ねが大変重要だと思っております。今合宿も目標に向けての積み重ねを大事に行っております。選手も期待によく応えてくれています。このままより多くのものを積み重ねていきたいと思います」