日本代表のエリサルド ヘッドコーチ
日本代表のエリサルド ヘッドコーチ

浅野キャプテン
浅野キャプテン

日本代表 16-57 トンガ代表
◎日本代表
○ジャン・ピエール・エリサルド ヘッドコーチ

「前半は互角に戦えたと思うが(13-15)、後半戦はまったくの悪夢だった。チームが考えていた想定のプレイパターンの、AでもBでもなくSであった。事実は事実であり、真摯に受け止めて次をやるしかない。そんな心境だ。
ラグビーは一対一、集団対集団の格闘技である。その意識が日本のプレイヤーに欠けていたように思う。ボールを動かして繋ぐことを中心に日本代表プレイヤーは考えすぎていた。しかし、我々は大敗したという貴重な経験を次に活かさなくてはいけない。現在のチームの力が、さらけだされたということ、これを重く受け止め、さらに大事なことは、こうした貴重な体験をどう次に工夫して活かすかであろう。試合前、ボールはワイドに動かす。センターでポイントを作って、さらに外へ。ボールは運べたが、その後のポイントでの確保ができなかった。
我々の究極の目的はワールドカップである。今日の試合はネガティブであった。我々はそうした試合を体験し、そして学んだ。次に活かしてゆくことが、我々の使命と自覚している」

○浅野キャプテン
「見ての通りの結果です。今日、こうして惨敗したことをしっかり受け止めなければいけないと思っています。とにかく、次もありますし、落ち込んではいられません。次の試合に向けて、厳しい練習を重ね、日本らしいラグビーをお見せします」

トンガ代表のアダム・リーチ ヘッドコーチ
トンガ代表のアダム・リーチ ヘッドコーチ

ニリ・ラトゥ バイスキャプテン
ニリ・ラトゥ バイスキャプテン

トンガ代表
○アダム・リーチ ヘッドコーチ

「大会初戦に勝利できて、率直にいってうれしい。ここの所負け続けていたもので(笑)。日本のトップリーグの状況から見て、もっとタフになるだろうと想像していたが‥‥我がチームは、日本・欧州・国内でプレイする選手たちの寄せ集め軍団で、揃っての練習は来日してからが初めてであった。今日は、個々のスキルで勝てた。私もやっと、選手個々人の顔を覚えられた程度である。今後は、これに組織だったプレイを注入していき、今回のファイブネーションでは、1つでも多くの勝ちにこだわりたい。日本代表の情報は、対グルジア戦を見て得た。ただ。今日のメンバーの変更をみて、驚きました」


○ニリ・ラトゥ バイスキャプテン

「勝てたことがうれしい。グルジア戦は参考になりました。我々メンバーに欧州でのプレイヤーもいて、FWでは、フロントローのコンビネーションに気をつけて、激しくヒットし、押し続けたつもりです。グルジア戦での日本の弱点も見つけていました。今後の試合でも、今日のプレイを活かしてがんばります」