日本、攻守に韓国圧倒-ワールドカップアジア地区予選

=8トライ奪い50-14=

2007年ワールドカップアジア地区予選第2戦、日本代表-韓国代表は23日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、攻守に上回る日本が韓国を圧倒、計8トライを奪って50-14で快勝した

開始10分、日本はゴール前のラインアウトからモールを押しこみ、プロップ久富(NECグリーンロケッツ)の先制トライでリズムに乗った。持ち前の素早いオープン展開で主導権を握ると、相手防御陣をほんろう。12分にFB武井(NECグリーンロケッツ)が右中間に飛び込んだほか、26分WTBオト(東芝府中ブレイブルーパス)、31分SH伊藤(東芝府中ブレイブルーパス)、41分CTB吉田(クボタスピアーズ)が連続トライを重ね、33-0と前半で勝負を決めた。

テストマッチ通算トライ数60のWTB大畑(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)は後半2トライを挙げ、オーストラリアのキャンピージが持つ世界記録「64」にあと「2」と迫った。

これで日本はアジア地区予選ディビジョン1(D1)の1位を決め、D1の上位2チームとD2の1位チームによる3チームで争う11月の最終予選(スリランカ)に進む。