◎ニュージーランド学生代表(NZU)
○スティーブ・モリス団長

「今回の遠征はNZUにとっても重要な位置づけをしている。事前にタイへ遠征し、日本へやってきた。3ゲームともスピーディなオープンラグビーをしていきたい」

○ブリス・べバン監督
「このチームを率いて4年目になるが、今回は若手中心で経験の少ない選手が多く、過去3年よりは力は劣る。特にバックスリーは弱点だが、逆にインサイドバックスは強い。何名かは注目している選手がいる。10番エリオタ・フイマオノ・サボル、13番ジェイミー・ヘレワ、4番カム・ジュイット、6番アダム・トムソンなどだ」

◎日本A代表
○桜庭吉彦監督

「長い歴史のNZU戦を楽しみにしている。キャプテン木曽・バイスキャプテン辻を中心に短い準備期間だったが戦えるチームができた。NZUはどこからでもアタックできる。こちらはいかに抵抗しボールを奪うかが焦点になるだろう。木曽、久保、辻がチームを引っ張ってくれることを期待している。昨年の悔しい結果の雪辱をしたい。またこのシリーズがワールドカップアジア予選の選手選考の対象のゲームでもあり、一人でも多くの選手を代表に送り込みたい」

◎日本B代表
○永田隆憲監督

「A・BミックスマッチでB代表が選考された。今までなかなか手の届かなかった代表、A代表に届く位置付けをされ、ジャパンを狙うモチベーションを高く持ってディフェンス中心に守りで勝ちたい」

◎学生日本代表
○上野裕一監督

「A・Bと違い学生はセレクション合宿を行っていない。今までのゲームの実績で評価し選考した。前のフォワード5人に注目してほしい。次代を担う人材育成と彼らのポテンシャルを引き出すことに重点を置き、若く、元気のいいゲームをしたい」

○木曽キャプテン(A代表)
「南米遠征に行っているジャパンに負けないよう結果を出したい。明日はタフなゲームになるだろうが、前半は我慢し、後半にボールを継続して仕掛けるといった形でいいゲームを期待してください」