11月19日(金)

試合前日は、「キャプテンズラン」といい、キャプテンのマネジメントで最後の調整練習を行います。FWはラインアウトの確認、BKはムーブの確認を行いました。

夕方には最後のチームミーティングを行いました。真下団長から「自分を信じて、仲間を信じて、80分間全員で戦い抜いて勝とう」と檄が飛び、萩本監督からも「一人一人がやるべきことを、きっちりとやりぬいてこそ我々が勝つんだ」とコメントがあり、今日まで勝つための準備を行ってきたことを全員で確認しました。選手達も鋭い表情となり、ミーティングルームには引き締まった空気が張り詰めました。

また、チームルームには、先日、応援に来てくださったブカレスト日本人学校の皆さんからの応援メッセージが貼り出されています。選手達は子ども達との約束を果たそうと、ゲームに向けてのモチベーションも高まっています。

いよいよ明日、ルーマニア戦。ご声援よろしくお願いいたします。

吉田選手   真下団長
吉田選手

真下団長

(総務/山下修平)

11月18日(木)

朝から快晴で、暖かい一日でした。

試合当日のスケジュールを想定した時間に練習が設定され、最終段階のチェックを行いました。「絶対に勝とう!」という萩本監督からのコメントで練習を終えました。

「1人1人の力は大きくなくても、みんなで力を出し合って大きなものにしていこう」と練習最後の円陣で話したバックスリーダーの向山選手は、率先して練習中から大きな声でチームを盛り上げていました。

また、練習後はフリーとなり、選手達はトレーナーによるマッサージで疲れを癒すなどして、臨戦体勢に入ってきています。ルーマニア戦まであと2日。

マッサージで疲れを癒す選手たち
マッサージで疲れを癒す選手たち

(総務/山下修平)

11月17日(水)

今日も朝から寒く、霧雨が降っていましたが、練習を始めると太陽も顔を出しはじめ、暖かい中での練習となりました。

練習前ミーティングでの萩本監督の「仲間を裏切らないラグビーをしよう」との言葉通り、体を張った激しい接点攻防の確認が繰り返されました。
また、今日の練習にはブカレスト日本人学校の皆さんが応援に駆けつけてくださいました。練習後には全員で記念撮影をし、土曜日のテストマッチでの勝利を約束しました。

午後からは、試合会場の視察を行いました。その途中で通りかかった故チャウシェスク大統領の宮殿(「国民の館」)の大きさには一同圧倒されました。
夕食ではブカレスト市内の日本食レストランにて、今日が誕生日の池田選手のお祝いが行われました。池田選手もチームからの祝福に笑顔で応えていました。また、先月行われたアジア大会にて優勝を果たした三選手(西浦、上田、マウ)の健闘を称え、真下団長より記念品が贈られました。

ルーマニア戦まであと3日。明日は、試合当日と同じスケジュールでの練習となり、いよいよ試合が近づいてきたという実感と戦う気持ちがチーム内には充満しています。

体を張った激しい接点攻防の確認   ブカレスト日本人学校の皆さんと
体を張った激しい接点攻防の確認

ブカレスト日本人学校の皆さんと

(総務/山下修平)

11月16日(火)

欧州遠征9日目>

ブカレストでの元木選手(右)   同じく大久保選手(左)
ブカレストでの元木選手(右)

同じく大久保選手(左)

 予想通りの雨の中、午前中は選手はプールメニュー、スタッフは攻撃についてミーティング。午後、気温5度と上がらず。

雨中の泥田のグランドでデフェンス重視の練習に突入。2日間かけた移動後、そして悪コンディションにもかかわらず選手全員が、新たに前向きの矢印に結束。

コーチの指示に選手たちがそれぞれに課題を交し合いながら、厳しい局面に体を投げ出し、鋭利な接点攻防を展開。ルーマニア戦に向けたチームの様態が確実に方向性を持ちつつあります。

後ろ向きになるかもしれないとの気持ちを、全員で前向きに舵を向けようとプレーの微細にこだわり、世界と戦うためのJAPANの実践的な戦い方を一丸となって作り上げようという士気は高まっています。

ルーマニア戦まであと4日。土曜日は霙(みぞれ)まじりとの予想が入ってきました。JAPANはツアー2戦目に挑みます。

移動中のMVPはマウか。常に先頭に立ってバゲージ積み下ろしを買ってでていました。

明日の午前中、どんなに雨が降っても、生徒全員で応援に行きますと、ブカレスト市内、日本人学校の教頭先生から電話が入ってきています。

(広報/佐々木康)

11月15日(月)

欧州遠征8日目>

 移動日2日目。ヒースローのホリデイインを朝7時にバス出発。負傷帰国する4人(沢木・浅野・大東)が全員と握手を交わし見送ってくれました。

9時半発の便でルーマニア・ブカレストへ向け離陸。ドラキュラ伯爵はルーマニアの美しい山岳を治めていた実在の人物とのこと。3時間のフライトでミスティ(霧雨)の首都に真下団長以下、全員無事に着陸しました。

ホテルまでは約50分。市内東部に位置する湖上に道一本でつながる小島を占有するホテル、LEBADA(白鳥)は旧家の屋敷のたたずまいです。

ミーティングではスコットランド戦の反省をもとに、修正練習に突入する萩本ジャパン。佐野テクニカルコーチのプレゼンでディフェンスのポイントを再確認。

多忙を極めるフィジオルームでは選手らが入念なマッサージでコンディショニング。

天気予報では週日は雨模様。ルーマニア戦まであと5日。

(広報/佐々木康)

11月14日(日)

 チームは本日午前中、プールリカバリーを行い、午後エディンバラ空港へ移動、午後4時10分発のロンドン行きに搭乗。

スコットランド滞在中のリエゾンが最後に空港でチーム写真を撮らせてほしいと皆が集合すると、他の人たちも選手たちにカメラを向けていました。エディンバラ空港内では偶然、JAPANの1stジャージを着た英国青年が選手に話しかけてくる場面もありました。

今夜は空港そばのホリデイインに宿泊し、明日午前の便でルーマニアに向かいます。スコットランド、ロンドンは日中でも気温10度、朝晩は5度前後でしたが、ルーマニアは若干気温が高くなるようです。

スコットランド戦のプレマッチミールに150個のおにぎりをつくり、ホテルまで届けていただいた方々に御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

(広報/佐々木康)

11月12日(金)

 欧州遠征も5日を過ぎいよいよ明日はスコットランド戦。月曜に英国入りした選手達はみな元気です。今日は午前中、キャプテンズラン。箕内主将のリードでゲームイメージを高めています。フォワードはスクラム、ラインアウトの調整、バックスはムーブの最終確認を行いました。

午後はスコッド外の6人とスタッフが地元の少年クラブを訪問。萩本監督、大原コーチがグリッドに入ると、少年たちの目の色が変わってくるのがわかります。少年たちがJAPANの抱えるコンタクトバッグに元気良くヒットしている光景に、昨晩現地入りした勝田強化委員長は微笑みながら地元TVインタビューに応対。異国の子供たちとの交流を深めながら、ジャパンの国際マッチ・チャレンジが始まります。

ミーティングルームにはスコットランド総領事高橋周平氏をはじめ、応援メッセージが貼り出されています。

(広報/佐々木康)