■2015年3月11日(水)

国内での合宿も最終日となりました。
今朝は入念にストレッチを行いました。まずは体幹トレーニングを行った後、二人組になり、全身をほぐしていくことなども行いました。
午前中の練習は「アグレッシブ」「ブレイクダウン」です。スタッフは「妥協はしない」と意気込んでいました。

午後は、ウェイトトレーニングを中心に行いました。まずはコアを鍛えるトレーニングを行い、その後器具を持って肩を中心にトレーニングを行いました。

今合宿も多くの方々にお世話になりました。特に、グラウンド、宿舎、練習では流通経済大学ラグビー部の方々に多大なるご支援をいただきました。
また、体作りの大きな柱になる食事の面でも、食事を提供して下さったJKフーズ様には本当にお世話になりました。ありがとうございました。

明日早朝からスコットランドに向けて出発します。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

本日の選手紹介は、FWの業師、HOです。

1 自己紹介をお願いします。
2 高校代表に選ばれた時の気持ち。
3 チームにどのように貢献したいですか?
4 遠征の抱負。
5 5年後どうしていますか?

服部 綾(東福岡高校)
1 服部綾です。
2 嬉しさとともに、高校日本代表という責任を持って行動をしなければならないと思いました。自分の持っているベストの力を出したいです。どこまで通用するか、楽しみです。
3 雰囲気良く取り組み、チーム全体が笑顔になれるように声をかけます。
4 ラグビーの試合を通して異文化を知りたいと思います。この遠征でスキルとコンタクトを向上させたいです。相手チームからはコンタクトプレーやブレイクダウンを学びたいです。
5 桜のジャージーを着てプレーしていたいです。

大西訓平(國學院大學久我山高校)
1 大西訓平です。父親の影響でラグビーを始めました。小学校は田園ラグビースクール、中学校、高校は國學院久我山でプレーしていました。
2 とても嬉しかったです。光栄です。日本代表として精一杯頑張ります。
3 セットプレーを安定させ、自分の持ち味を発揮してチームの勝利に貢献したいです。
4 海外の相手やチームメイトから、高いレベルのプレーを吸収し、今後のラグビーに生かしていきたいです。
5 日本代表として戦っていたいです。

金子恵一(東福岡高校)
1 金子恵一です。得意なプレーは激しいコンタクトとです。運動量にも自信があります。
2 嬉しかったです。選ばれなかった人達の分まで頑張りたいです。
3 体を張ったプレーで貢献したいです。
4 体の大きい外国人に対して、低く激しくタックルします。
5 ラグビーを続けていると思います。

■2015年3月10日(火)

直前合宿も3日目です。前日までとはうって変わって良い天気となりました。本日も、シェイクハンド(握手)コミュニケーションから始まります。
筋力トレーニングも全力で取り組みます。午前中は前日のアタックディフェンスで出た課題の修正練習を行いました。チームウォーミングアップの後、ブル、シャーク、キックオフレシーブ、ユニット練習と進んで行きました。
午後は前日同様、流通経済大学の皆さんと練習ゲームを行いました。
ゲーム前のアップは遠征の試合を想定して行います。ゲームは午前中にしっかりと確認が行えたのでチームとしてまとまったプレーができていました。

夕方は壮行会を行っていただきました。日本ラグビーフットボール協会、全国高等学校体育連盟ラグビー専門部、流通経済大学の方々から激励のお言葉をいただきました。流通経済大学のラグビー部の方々も出席下さいました。
多くの方々から激励のお言葉をいただき、一層身が引き締まるとともに、いよいよ戦いに行くのだという意識が高まってきました。

最後にお礼の気持ちを込めてチームソング「楕円桜」を全員で歌いました。
明日11日で合宿も最終日です。

今回、お世話になっている流通経済大学の宿泊施設「自彊館(じきょうかん)」。

 
 
 

チームソングの練習も欠かせません。
 

 
 
   

調整のため別メニューのトレーニングを行う選手たち。

 
 
 
 
   

ラグビーワールドカップ2019日本代表戦略室 薫田室長も練習に訪れ、スロワーを指導。

 

午後の練習ゲームに向けたミーティング。

 
 
 
 
 
 
 
 
   

 壮行会の様子。

 
 
 
 

本日より選手紹介を行います。
第1回目はキャプテン・秋山選手、FWリーダー・外岡選手、BKリーダー・前田選手です。次の5つの質問に答えてもらいました。
1 自己紹介をお願いします。
2 高校代表に選ばれた時の気持ち。
3 チームにどのように貢献したいですか?
4 遠征の抱負。
5 5年後どうしていますか?

キャプテン・秋山大地(つるぎ高校)
1 秋山大地です。得意なプレーは低く激しいタックルです。
2 夢だったので、とても嬉しかったです。また、支えてくださった方々が喜んでくださったので本当に良かったです。それと同時に日本代表としての責任を感じました。
3 目立つ派手なプレーは出来ないので、しぶとく走り続け、縁の下の力持ちとして、チームに貢献したいです。
4 対戦相手から世界レベルを学びたいです。日本と世界のラグビーの違いを肌で感じたいです。自分に足りない事を学びながら、試合ごとに成長し続ける遠征にしたいです。
5 世界の強豪国を相手に体を張り続け、日本の勝利に貢献していると思います。また、世界中の子供達に夢と勇気を与えていると思います。

FWリーダー・外岡悠太郎(國學院大學久我山高校)
1 外岡悠太郎です。ラグビーは4歳からしています。
2 素直に嬉しかったです。同時にプレッシャーを感じました。
3 運動量に自信があるので、高いワークレートでチームに貢献したいです。
4 体の大きい海外のチーム相手に、受身にならずに常にアグレッシブなプレーをしたいです。また、チームが劣勢な時に引っ張っていける強いメンタルを養いたいです。
5 JAPANとしてグランドに立って、勝利に貢献したいです。

BKリーダー・前田土芽(海星高校)
1 前田土芽です。花園に出られなかった分も高校日本代表で暴れます。
2 素直に嬉しかったのと同時に代表としての責任も感じました。昨年は悔しい思いをしているので、リベンジを果たしたいです。日本代表として恥じないプレーをします。
3 CTBとしてオフェンス、ディフェンスで体を張り続けます。昨年の経験も活かしチームを引っ張ります。
4 4戦全勝を果たすためにチーム全員で遠征が終わるまで戦います。ラグビーだけではなく食生活など外国での生活にもすぐに適用できるようになりたいと思います。
5 もちろん日本代表としてワールドカップに出場したいです。日本のラグビーを活性化することのできるプレーヤーになりたいです。

■2015年3月9日(月)

直前合宿2日目です。
恒例の朝のシェイクハンド(握手)コミュニケーションから始まります。気温も低く、あいにくの天気となりましたが、本日も早朝より体幹とウェイトトレーニングからスタートです。
トレーニングの終わりにチームソングの「楕円桜」を歌いました。合唱担当の今田コーチが、リーダーに土山選手を指名しました。

午前中は前日の練習で出た課題のスパークの練習を中心に行いました。
ウォーミングアップの後、ユニット練習をしました。フォワードはモール練習を中心に、バックスはセカンドパスアタックを練習しました。スパークとは、ターンオーバーが発生した場面において、「10秒全力」でプレーするスイッチオンコールです。間にブレイクダウン練習を入れて、1プレー1プレー丁寧に確認をしながらくり返し行いました。しかし、選手達のプレーコールの少なさにコーチ陣の不安が募ります。

午後はミーティングから高野監督の檄がとびました。初戦まであと一週間しかない中、全体的な雰囲気が向上しない原因を指摘されました。
選手達は、気合いを入れて午後の練習に臨みました。練習ターゲットを「プレーコール、コミュニケーション」と決めて実戦的に行いました。ゲームウォーミングアップの後、ロケットディフェンスをチェックし、フルコンタクトにて13対13のゲームライクメニューを行いました。
最後に、流通経済大学の皆さんと合同練習をさせて頂きました。ユニット練習の後、アタックディフェンスで本日のゴールを目指します。アタックディフェンスは、高野監督の檄が効いたのか、チームとしてまとまったプレーができました。
練習の後は、プールリカバリーを行いました。雨天の練習で身体が冷えていたためか、温水プールでリラックスしていました。

毎朝、体重とコンディションをチェック。

 
 
 
 
   

朝食の様子。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
   

流通経済大学さんとの合同練習。

 

 
 
 
 
 

プールリカバリー。

■2015年3月8日(日)

本日、高校日本代表は流通経済大学に再集合しました。
いよいよスコットランド・フランス遠征がこの合宿からスタートします。集合した選手たちの表情は、先月行われた強化合宿から更に成長し、意気込みを感じさせる引き締まった顔つきでした。

開講式では日野康英団長(日本ラグビーフットボール協会 理事)より、「近い将来の日本代表として、世界を知るという意味でも、とても良い経験になる。誇りを持って戦ってほしい」と挨拶がありました。また、小山田眞也副団長からは「支えてくれた方々に感謝する気持ちを持って取り組んでほしい」とお話しがありました。
ファーストミーティングの後、グラウンドに移動した選手たちは、セルフアップの後、太田S&Cコーチの主導のもと入念な全体ウォーミングアップを行い、戦略の要となるスパークの確認、そして「ストラクチャーの理解」を目的に練習を行いました。

最後のユニット練習前に恒例の1Kフィットネスを行いました。
合宿初日ということもあり、選手間でコミュニケーション不足があるようにも見えましたが、これから徐々にチームの雰囲気にも慣れ、遠征に向け最高の状態を作っていきます。

セルフウォーミングアップからスタート。

 

 気持ちを入れて練習に臨みます。
 

1Kフィットネス。グラウンド5往復で目標タイムは、フロントロー:4分以内、セカンド・バックロー:3分45秒以内、バックス:3分30秒以内です。

楽しみな食事の時間です。