■2014年9月22日(月)
7月中旬に行われた菅平での強化合宿以来の集合となった9月21日、それぞれ所属チームの試合などを終え、東京都内に集合しました。
同日行われたトップリーグの試合後に駆けつけた選手も多々おり、最終的に全員が宿舎に入ったのは24時をまわった頃。
ただ、翌日22日は朝5時からタイトファイブ、6時からミドルファイブ、そして7時からアウトサイドファイブとそれぞれポジション別に分かれての早朝練習が行われました。
早朝練習は高阪(*高は正しくは「はしご高」)スポットコーチによる指導。
タイトファイブではいかに身体の位置を高いところから低い姿勢にできるか、などそれぞれのポジション別のテーマに則ったメニューを行いました。
大の字に寝転がる廣瀬選手を踏まないように細かいステップを踏む小野選手。
前日に試合があった選手たちは、ストレッチメニューを行いました。
午前練習前はチームミーティング。エディー・ジョーンズヘッドコーチは「初めての選手もいるが、助け合いながら、チーム内の競争を高めてほしい。例えば日和佐選手は矢富選手がわからないことは教えてあげ、矢富選手は日和佐選手を抜けるようになってほしい」。
また、リーチキャプテンからは「みんな試合があって疲れてると思うけど、何のために自分たちがここに呼ばれているかをもう一度考えよう。レベルアップしていこう」とラグビーワールドカップ2015の開幕まで1年を切った中、選手たちを鼓舞しました。
その後はエディー・ジョーンズヘッドコーチの下、初めて招集となった選手や久しぶりにチームに合流した選手たちが前に出て自己紹介を行いました。
午前練習はまず約1時間のウェイトトレーニングからスタート。
自重にプラスしてウェイトを腰からぶら下げながらの懸垂を行っているのはチーム最年長の大野選手です。選手たちの良いお手本です。
前日に試合を行った選手たちは少し軽めの調整。エアロバイクで身体を温めます。
堀江翔太バイスキャプテンと初招集のマフィ選手はなぜかカメラ目線。余裕がありますね。
マフィ選手は大学から日本に来ているので、非常に流暢な日本語を話します。
1時間のウェイトトレーニングの後は、グラウンドに出てFWとBKにわかれてユニットトレーニングを行いました。
グラウンドに出て早々ストレッチをしながら話をする初招集の山中選手と田村選手。
ジョーンズHCの言っていた同じポジションでの助け合い、そして密にコミュニケーションを取ることをすぐに実践していました。
初招集となった選手も多く、また躍進を続けるラグビー日本代表への注目度も高くなっているのか、この日は多くの報道陣が訪れていました。
取材を受けるジョーンズHCです。
そしてこの日最後の練習は18時から。昼間の強い日差しからはうってかわって、陽が落ちて暗い中での練習となりました。
試合が終わってからコンディションも万全でない選手も多く、人数が揃わない中ではありましたが、13人対9人での実戦形式での練習などを行いました。
最後にFWはスクラムを10分間。久しぶりの招集となった有田選手はダルマゾスクラムコーチの指導は初めて。
スクラムマシーンでの姿勢の確認の後には、マンツーマンでの指導を受けていました。
明日23日はすでに合宿最終日ですが、朝は5時台から始動します!
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