マッチリポート 「第20回 全国クラブラグビーフットボール大会」
北海道バーバリアンズラグビーフットボールクラブ 48-17 ぎふ清流ラガーズ

【2回戦 2014年1月12日(日) /県営熊谷ラグビー場】

第21回全国クラブラグビーフットボール大会2回戦、北海道バーバリアンズ対ぎふ清流ラガーズの試合が熊谷ラグビー場で行われた。昨年は準決勝で両チームが対戦し、29対22で北海道バーバリアンズが決勝に進んでいる。
熊谷といえば強風のイメージだが、暖かい陽が降り注ぎ、ほぼ無風という絶好のコンディションでキックオフを迎えた。
試合開始から北海道がFW・BK一体となってぎふ清流陣内へ攻め込んだ。ぎふ清流も好ディフェンスで凌いでいたが、前半7分ぎふ清流ゴール前SCRから北海道8番馬渕がサイドを突いて先制トライを奪った。
勢いに乗る北海道は11分に13番トゥキリの突破から4番奥村がトライ。16分にはキックのカウンターから11番立野がトライを奪った。
ディフェンスが続いていたぎふ清流だったが、19分PKからタッチキックで北海道ゴール前まで攻め込み、LOピールオフから7番上西がディフェンスを突破しトライを奪った。
その後はブレイクダウン・スクラムで北海道が圧倒し、21分に14番滝内、24分に5番ウォーターズがトライを奪い31対7で前半を終了した。

後半開始3分ぎふ清流ゴール前スクラムを北海道がターンオーバーし、3番鈴木がトライを奪った。このまま北海道が勢いに乗ると思われたが、直後のキックオフからぎふ清流FWがボールを支配し、10番松原が抜け出し3番引田がトライを奪った。
8分にはキックのカウンターから北海道2番岡田がトライを奪ったが、このあたりから両チームとも運動量が落ちはじめノックオン等のミスが続いた。
膠着状態が続いた35分にぎふ清流ゴール前のLOを北海道がスチールし、BKに展開して14番辰野がトライを奪った。
試合終了間際、ぎふ清流も意地を見せFWの連続攻撃から21番麦島が右隅に飛び込みトライを奪いノーサイド。48対17で北海道バーバリアンズが準決勝進出を決めた。
ボールがよく動き、ブレイクダウンの攻防が激しいゲームであったが、反則数は両チーム合わせて9と非常に規律の高い好ゲームであった。