(2024年12月23日)
2024年12月22日に 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場補助競技場で開催された「第23回東西学生クラブ対抗試合」は、明治大学MRC(関東代表)が近畿大学ドルフィンズ(関西代表)に64-21で勝利し、明治大学MRCが7年ぶりに学生クラブ日本一に決まりました。
明治大学MRC
第23回東西学生クラブ対抗試合 近畿大学理工学部ドルフィンズv明治大学MRC マッチサマリー
快晴ながら寒風吹き荒む神戸ユニバー記念競技場サブグラウンド。12:00キックオフで風上をとった明治大MRC先蹴で試合開始。
開始早々の3分明治大MRCはNO.8徳竹がトライ(T)を奪い、ゴール(G)も成功し0-7と先制する。
対する近大ドルフィンズも関西を制した持ち味である縦への突破力を活かし、6分にNO.8山田がT、G成功で7-7の振り出しに戻す。
シーズン最後の試合とあって互いに積極的にボールを動かすも、ブレイクダウンの強さと豊かなスピード、展開力で一枚上の明治大MRCは近大ドルフィンズDFを突破し、10分、16分、24分と立て続けに3T3Gを重ね7-28とする。
近大ドルフィンズも28分荒尾のT(G成功)で14-28とし後半に望みを繋ごうとするが、34分明治大CTB13齋藤のTで突き放され(G不成功)14-33で前半を終了する。
後半の立ち上がり、近大ドルフィンズがラッシュをかけるも、明治大MRCの分厚いDFに阻まれ、45分逆にFL6田中にTを決められ(G成功)14-40となる。
後半半ばからスクラムで圧倒的な差が目立ち、横の揺さぶりで近大ドルフィンズのタックルポイントにズレが生じるようになり、明治大MRCが4Tを追加、ドルフィンズもCTB13長井のTで一矢を報いるも、21-64で明治大MRCが快勝した。
昨年は接戦を演じた近大ドルフィンズだったが、今大会はコンタクトフィットネスの差が顕著であり、次への明確且つ大きな課題が突き付けられたものの、先ずなにより両チームの健闘を讃えたい。
(文責:関西協会学生クラブ担当 廣島 治)
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近畿大学ドルフィンズ
(2024年12月6日)
公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長・土田雅人、東京都港区)は、東西の学生クラブの覇者によって大学クラブチームの日本一を決める「第23回東西学生クラブ対抗試合」を以下のとおり実施いたしますので、お知らせいたします。
本年は、12月22日(日)に神戸総合運動公園ユニバー記念競技場補助競技場で、近畿大学ドルフィンズ(関西代表)と明治大学MRC(関東代表)が対戦いたします。
第23回東西学生クラブ対抗試合
主催:(公財)日本ラグビーフットボール協会
主管: 関西ラグビーフットボール協会、(一社)兵庫県ラグビーフットボール協会
日程: 2024年12月22日(日) 12:00キックオフ
会場: 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場補助競技場
対戦: 近畿大学ドルフィンズ 対 明治大学MRC
チーム紹介
近畿大学ドルフィンズ (近畿大学理工学部ラグビーフットボール部ドルフィンズ)
創立年 1989年 | 会員数 44名 (個人登録者数) |
チーム紹介 | 私たち近大ドルフィンズは、今年で創部36年目を迎えるチームで、約50名の部員が日々活動しています。昨年はコロナ禍からのチームの立て直しを図りながら東西対抗戦準優勝という結果を残しましたが、今年はその成果をさらに上回り、キリマンジャロの頂へ(全国制覇)を目標に掲げ、活動してまいりました。今年は昨年のメンバーに加え強力な新戦力を追加し全国制覇に向けての強力なチーム作りに励んでまいりました。関西学生クラブ選手権では全勝で優勝し東西対抗戦へ挑みます。昨年のドルフィンズが果たせなかった宿題を達成するため、私たちの強みである展開力を最大限に発揮し、関西代表として恥じないプレーで、ドルフィンズ悲願である全国制覇を目指します。 最後に、第23回東西対抗戦の開催にあたり、多大なるご尽力をいただいたすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。 |

明治大学MRC (明治大学体同連和泉ラグビー部)
創立年 1951年 | 会員数 98名 (個人登録者数) |
チーム紹介 | 明治大学MRCは明治大学公認の体育同好会連合会和泉ラグビー部(体同連ラグビー部)です。昭和27年、明治大学にもクラブチームを作りラグビーをしたいという思いから創設されました。72年目となる歴史あるMRCは、多くのOBOGの方々に支えられながら活動しています。明治大学の全学部生、ラグビー初心者から経験者までの幅広いプレーヤーたちが「学生クラブ日本一」という同じ目標に向かって日々練習に取り組んでいます。現在は関東学生クラブ選手権1部に所属しており、今年のテーマは「challenge」。チャレンジャー意識を全員がもって闘うという非常にシンプルなスローガンで夏合宿から現在まで全試合全勝してきています。そして今回7年ぶりの関東学生クラブ優勝を果たしました。ついに「日本一」に手が届くところまで来ています。しかし、ここがゴールではありません。チーム全員で最後の一戦に全力を注ぎ、多くの方の応援や支えを胸に、日本一を勝ち取り、最高の瞬間を掴み取りたいと思います。 |

参加資格
(1) 2024年4月1日現在、各都道県ラグビーフットボール協会に「チーム登録」された学生チームとし、メンバー全員が学生(大学院生含む)で構成されていること。但し、コンバインドチームは認めない。
(2) 昨年度及び本年度の全ての公式大会で、不可抗力を除く故意の棄権、不戦敗もしくは失格したチームの参加は認めない。
(3) 過去に未登録の選手を偽って出場させたチームないし選手も同様とする。
(4) 各クラブとも社会人の監督ないしコーチ(学生不可)が統率しているチームであること。
(5) 関東及び関西学生クラブ選手権大会の優勝チームとし、かつ地域協会の推薦を受けたチームであること。
選手資格
(1) 本大会の選手資格は、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会「日本協会規約」、及び、その他の施行細則に抵触しない者とする他、以下の特則に服する。
(2) 選手は満18歳以上の男子学生とし、高等学校在学中(定時制を含む)の者の参加は認めない。
(3) 2024年8月31日までに本大会へ出場する所属チームから日本協会へ競技者個人登録を完了した者に限る。但し、秋季入学により地域協会予選大会にて登録を認められた者は除く。
(4) 本年度の全国大会(大学・社会人・クラブ等全てのジャンルを含む)につながる都道府県大会ないし地域大会で、既に一つのチームから選手登録された者は、前項の登録期限に関わらず、移籍して他のチームから本大会へ選手登録することは出来ない。
(5) 他のチームとの二重登録は認めない。
(6) 公益財団法人スポーツ安全協会の「スポーツ安全保険」等に加入していること。
(7) 本大会の選手資格に疑義がある場合には、日本ラグビーフットボール協会に於いて裁定する。
競技規則
(1) WR(ワールドラグビー)制定の「競技規則」による。
(2) 試合時間は40分ハーフとする。ハーフタイム12分
(3) 試合中アンコンテストスクラムが発生した場合、勝敗は得点どおりとする。
(4) 同点の場合には両チーム優勝とする。
以上