以下、第19回全国クラブラグビーフットボール大会決勝に出場する「六甲ファイティングブル」からの、決勝戦に向けたお知らせになります。

六甲ファイティングブル

六甲ファイティングブル、2年ぶり5度目の頂点へ
第19回全国クラブ大会決勝戦(1月29日)

東京・秩父宮ラグビー場で1月29日正午、第19回全国クラブラグビーフットボール大会決勝戦、六甲ファイティングブル(兵庫)-神奈川タマリバクラブ(神奈川)戦が行われます。2年ぶり11回目の決勝進出を果たした六甲は、5度目の日本一へ燃えています。

今季六甲には、タウモエピアウ兄弟とNo.8・板垣武志など頼もしい新戦力が加わりました。タウモエピアウ兄弟はトンガ出身。昨季まで大阪産業大ラグビー部で活躍し、今季から大産大コーチの傍ら六甲でプレーしています。板垣は大阪体育大出身。06年度に大学選手権準決勝まで進出した時のメンバーで、4年次には主将も務めました。

春シーズンはケガ人が多く、なかなかベストメンバーが組めませんでしたが、秋の公式戦から、SO由良康美(35歳、啓光学園-帝京大-ワールド)、FL舛尾敬一郎(36歳、大分舞鶴-専大-ワールド)らのベテランメンバーともうまく融合し、全国大会では1戦ごとにチーム力も上がってきています。

決勝の相手はタマリバ。六甲は過去6度の対戦で1勝5敗と大きく負け越しています(03年度の第11回全国クラブ大会決勝=04年1月18日、秩父宮=から5連敗。勝てば、02年度の第10回大会準決勝以来9大会ぶり)。特に昨年の準決勝ではトライ数で上回りながらも22-29と涙をのみました。09年度の第17回大会でクラブ日本一になってはいますが、この時はタマリバとの対戦はありませんでした。「秩父宮で、タマリバを倒してこそ、真の日本一」と選手たちは腕をぶします。

ちなみに六甲FL鎌田崇史主将とタマリバCTB、FB飛野達主将は、同志社大ラグビー部時代の先輩後輩関係。タマリバCTB羽田一生も同大出身で、昨春の同大ラグビー祭で「秩父宮で会おう!」と互いに誓っていたそうです。タマリバ・富野永和ヘッドコーチは関西勤務時代六甲に所属していたこともあり、互いに負けられない激戦が予想されます。
なお1月29日の秩父宮第2試合は、トップリーグ第12節「リコーブラックラムズ-東芝ぶれーブルーパス」(14時キックオフ)です。