5月7日に香港で行われた日本代表の「アジアラグビーチャンピオンシップ2016」香港代表戦の試合後ヘッドコーチ代行、キャプテンらのコメントを以下の通りお知らせいたします。

 

■中竹竜二ヘッドコーチ代行

「第1戦は非常に良い形で勝利できたので、第2戦はモチベーションのあげ方やアウェーでの難しさなどがあったが、自分たちでマネジメントをして、結果的に良い試合をすることができた。なかなか展開ができずに苦しむ時間帯が多かったが、リーダーの選手たちを中心にしっかりと修正し、練習してきた見本のようなトライも生まれて満足している。第1戦で得た成果と課題を第2戦で成果の方を伸ばすことができ、課題も克服できたので、第3戦に向けてさらに進歩したい。今日は多くの方に応援にお越しいただき、感謝している。引き続き応援をよろしくお願いします」

 

■内田啓介キャプテン

「気候など厳しい環境だったが、その中でしっかりと結果を出せたことは嬉しい。試合内容のクオリティーは低かったので、次戦は更にレベルアップできるように取り組んでいきたい」

 

■知念雄選手

「湿度の高さは予想していたが、人工芝の地面からの熱もあり、実際に試合をしてみると予想以上に厳しい環境だった。前半から出し切ろうとプレーしていたが、後半は運動量が落ちてしまい、自分としては試合を通して良いパフォーマンスが出来ていないと思っている。スクラムが安定している時間と自分たちの形で出来ない時間もあったので、そこをまずFW全員で修正したい。再度、韓国代表、香港代表と試合をするが、同じ相手と対戦するという意識ではなく、また新しい自分たちのラグビーをするつもりで取り組めばもっと良いチームになれると思うので、そこを目指していきたい」

 

■金正奎選手

「初キャップがとれて本当に嬉しい。キャップのことは意識していなかったが、チームの勝利のために、自分のパフォーマンスをしっかりしようと思った。相手をノートライに抑えることができてよかった。まだあと2戦続くので、気を抜かずに、日本に帰ってまたしっかり準備したい」

 

■児玉健太郎選手

「チームとして、ノートライに抑えられたことはすごく良かったと思う。次戦に向けて、もっと良いチームになれるように頑張りたい」

 

■山下一選手

「汗で滑ることが多い状況だったが、相手も同じ。修正点はたくさんあるが、ノートライに抑えられたということで、良いディフェンスが出来たと思う。個人としてはトライはとれなかったが、良いコミュニケーションができたので、次戦も頑張りたい」

 

 

■三浦昌悟選手

「最初はキャップのことは意識していなかったが、実際に試合に出場すると日本代表としての実感がわいてきて、かなり緊張した。試合中は無我夢中でプレーしたが、スクラムトライもとれて良かった。次はもっと長い時間、出場できるように練習からアピールして頑張りたい」

 

■山本浩輝選手

「第1戦の韓国代表戦よりもさらにタフな試合だったが、まずは勝利できたことが嬉しい。自身2つのトライはFWのトライ。FWみんなで押して、最後に自分がとったというだけ。今日出た反省点をしっかりと修正して、また(第3戦でも)圧倒できるように頑張りたい」