入学式テープカット 桜満開の2010年4月9日、すべての授業を日本手話で行う日本初のろう学校「明晴学園」の中学部が品川区八潮に開校し、新1年生になった7人の入学式が行われました。 明晴学園中学部設立に必要な不足資金の調達において、関東ラグビー協会東日本トップクラブリーグの皆様のご支援のもとに、昨年のラグビーシーズン各地のラグビー場にて選手の皆様と共に募金活動を行わせていただきました。全国のラグビーファンの皆様からたくさんの募金やご声援をいただき、無事中学部を開校できましたことを改めて感謝申し上げます。 新1年生は真新しいグレーの制服に身を包まれ、校舎2階に新設された中学部の教室で希望に胸を躍らせています。中学部では手話、手話文学、日本語、市民科といったバイリンガルろう教育の主幹科目に加え、数学、理科、社会科、英語、保健体育、技術家庭科、美術などの修学科目もすべて日本手話で教育されます。入学式では、各教科の新任教師も紹介されました。 明晴学園では乳児相談室と幼稚部、小学部と中学部の義務教育全過程の教育環境が整いました。学校設立のためにお力をいただきました全国の皆様への感謝の気持ちを忘れることなく頑張ってまいりますので、無限の可能性を秘めたろう児たちの成長を、これからも温かく見守っていただけますようお願いします。 ありがとうございました。 品川区ホームページに掲載された入学式の様子 明晴学園ホームページ 平成22年4月9日 学校法人 明晴学園校長 斉藤道雄 明晴学園中学部設立準備会 安田明弘 ラグビー募金記念額縁