リポビタンDチャレンジ2008
クラシック・オールブラックス

 

5月31日(土)、国立競技場(14時キックオフ)にて行われる「ジャパンXV 対 クラシック・オールブラックス」を目前に控えた5月29日、東京の外国人特派員協会にて、ジャパンXV vs クラシック・オールブラックス戦に向けた共同記者会見が約70名の出席者のもと、開催されました。
ジャパンXVからは、ジョン・カーワンヘッドコーチ、太田治GM、箕内拓朗キャプテン、そして、ウェイン・シェルフォード団長率いるクラシック・オールブラックスからキャプテンのジャスティン・マーシャル選手、カール・ハイマン選手、ベン・ブレア選手と豪華メンバーが出席いたしました。
以下、それぞれの試合に向けたコメントをお送りいたします。(コメント順)

左から箕内キャプテン、太田GM、ジョン・カーワン ヘッドコーチ
左から箕内キャプテン、太田GM、ジョン・カーワン ヘッドコーチ

 

左からシェルフォード団長、ブレア選手、マーシャル選手、ハイマン選手
左からシェルフォード団長、ブレア選手、マーシャル選手、ハイマン選手

○ベン・ブレア選手
「クラシックでプレーすることはなかなかできないこと。誇りに思う。エンジョイしながら、プレーしたい。日本とは初めての対戦」

○カール・ハイマン選手
「日本は初めてです。来日してから楽しんでいる。クラシック・オールブラックスでプレーすることはうれしく、またみんなと久しぶりに会うことがうれしい」

○ジョン・カーワンヘッドコーチ
「2年目で日本は大きな転換期。忙しい中、クラシック・オールブラックスは集まってきてくれている。土曜日は世界レベルに対し、何ができるか試していきたい」

○ジャスティン・マーシャル選手
「昨年に引き続き、クラシックとして試合ができ、光栄。前日は非常に楽しかった(笑)。今回の来日も大変楽しみ」

○箕内拓朗キャプテン
「世界中から集まってきてくれたクラシック・オールブラックスに感謝。日本にとって、大事な試合。パシフィック・ネーションズカップに向け、いい材料が出る試合にしたい」

○太田治GM
「2年連続でクラシック・オールブラックスと試合ができることは大変嬉しい。関係者の皆さんに感謝したい。試合ではいいラグビーをし、いい印象を与えていきたい」

○ウェイン・シェルフォード団長
「昨夜は飲みすぎた選手もいたようだが(笑)土曜日はファンに楽しんでもらえる試合をしたい。元オールブラックスの選手がどのような試合ができるか楽しみ」。

JKとマーシャル
JKとマーシャル選手

 

左ブレア選手、右ハイマン選手
左ブレア選手、右ハイマン選手

記者からの質問
──「ハカ」のリードは誰が?
マーシャル選手
「シェルフォードにやって欲しかったのですが(笑)ハカはカルロス・スペンサーに。誇りをもってやってくれる」

──日本がファーストティア(世界ランク1~10位)になるためには?
シェルフォード団長
「トップチームと試合をやればやるほど強くなる。日本はこれからNZマオリとネイピアでやるようですが、NZマオリは誇りを持って戦うチーム。そのような環境の中で試合ができるのは日本にとっていい機会である」

──2年で何が変わる?
JK
「トップリーグがよくなってきている。日本協会が持つ大きな夢、2015年にワールドカップを日本で開催し、ラグビーがグローバル化、アジアでもっと発展するようにとやってきました。『日本』という大きな存在感を出したい。サッカーよりもラグビーのほうが人気を上げ、ジャパンのジャージを着て5,6万人の観客を集められるようにしたい」

──日本はトップ10のチームに近づくにはどう強化する?
JK
「日本人は大きくない、フィジカルが弱いというが、日本も選手が揃っている。日本らしい試合をしていく必要がある。昨年はワールドカップ2勝という目標が達成できなかったが、16位、11位、8位と順位が上がるように、クラシック戦ではいい試合を、フィジー、サモアには勝っていきたい。将来は全員日本人にそろえて代表として戦うことが理想だが、今の代表チームにいる海外の選手は桜の誇りをもって来てくれている。皆日本人だと思って、彼らは戦ってくれている。そんな選手に刺激を受けて共に戦っていきたい」

──日本の若い選手がヨーロッパでプレーするにはどのような努力が必要?
マーシャル選手
「スキルレベルは日本人は高い。日本でプレーしている外国人選手から聞いている。まずは日本のレベルを上げてから。上げれば、自然と海外からオファーがくるはずだ」
シェルフォード団長
「まずはNPCでプレーしたりして、アピールするのはどうか」

──新ルール(ELV)に対して、取り組んでいるか?
ハイマン選手
「ブレイクダウンのコンテストの数が増える。コンテストの流れがよくなる。スーパー14に近くなり、ランニングが増え、ゲームの流れが速くなるのでいいと思う」
ブレア選手
「楽しみにしている。スピードがアップし、FBとしてもっとオープンにまわると期待している。FWはトレーニングを重ねなければならない。ジムワークよりもスキルワークが必要」
マーシャル選手
「見ていて楽しみ。南半球のラグビーを見ているがやってみないとわからないが、ラグビーはもっとエキサイトしなくてはならない。とりあえず、明後日の試合では適用されなくてよかった(笑)」

キャプテンを務めるマーシャル選手
キャプテンを務めるマーシャル選手

 

箕内キャプテンからコメント
箕内キャプテンからコメント

 

多くの方にお集まりいただきました
多くの方にお集まりいただきました