公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田 雅人、東京都港区)は、ラグビーを通じた環境問題への取り組みとして、インドのマハラシュトラ州ラグビー協会(Rugby Association of Maharashtra:RAM)と連携し、ユースリーダーシップ育成プログラム 「RUCK’ed(Rugby Uniting Changemakers for Knowledge, Empowerment, and Development)」を実施しますのでお知らせいたします。
本プログラムは、当協会が2011年から実施している「アジアン・スクラム・プロジェクト」を通じて構築されたラグビーの国際的なネットワークと、本年10月に行った「環境サステイナビリティ推進宣言」に準じて企画するもので、ユース世代の若者を対象に、ラグビーを通じた環境問題への取り組みや、国際的なリーダーシップおよび理念実践のためのマネジメントスキルを習得する機会を提供するプログラムです。プログラム終了後には、参加者それぞれが学んだことを生かし、各自のコミュニティで実践的に活動すること、そしてラグビーに限らずスポーツによる社会課題への取り組みが増えていくことを目指します。本事業は独立行政法人日本スポーツ振興センターのSFTC会員等事業支援プログラム「SFTアクション+(プラス)」Ⅱ期の対象事業となります。
つきましては本プログラムの参加者を募集いたしますので、宜しくご紹介くださいますようお願いいたします。
- 安井直史 (公財)日本ラグビーフットボール協会 事業遂行責任者 普及育成担当 コメント
「今回、マハラシュトラ州ラグビー協会と協力し、本事業を実施できることを嬉しく思います。このプログラムは、私たちが取り組んできたアジアン・スクラム・プロジェクトと同じように、アジアにおけるラグビーの発展と、ラグビーを通じたよりよい社会づくりへの取り組み、そして人材育成を目的としています。日本とインドのユースリーダーが協力し、このユニークで国際的なプログラムを通じ、将来により良い変化を生み出してくれることを期待しています」
- ナッサー・フセイン マハラシュトラ州ラグビー協会 事務局長(元インド代表キャプテン) コメント
「マハラシュトラ州ラグビー協会と日本ラグビー協会のコラボレーションは、マハラシュトラ州におけるスポーツの成長と発展、そして私たちの若者と彼らの未来へのコミットメントを示す証です。私たちは、ラグビーの世界的な強豪である日本と一緒に、両国がラグビーを通じて互いに学び、成長できることに大いに期待しています。この関係は、フィールド内外でラグビーのさらなる発展に貢献するだけでなく、変革をもたらし、将来の世代にインスピレーションを与えるものになると確信しています」
実施概要
- プログラム名称: RUCK’ed(Rugby Uniting Changemakers for Knowledge, Empowerment, and Development)
- プログラム概要:
1. 事前研修
期間:2024年12月~2025年1月
形式:オンライン(日本・インド合同)、対面(日本のみ、インドはオンライン参加)で事前研修を複数回実施
内容:・チームビルディング
・日本とインドにおけるラグビーの普及状況
・リーダーシップとマネジメント
・異文化環境における相互理解とシナジーの創出
・環境問題とラグビー
2. インド派遣
期間:2025年2月3日~2月9日
内容:「Green 7s Rugby Cup」の運営
・環境に関する活動を行うNGOの視察
・大会運営
・リフレクション、各個人のプロジェクトの企画
・文化交流・体験
3. 事後研修
期間:2025年3月~9月
内容:・ユースリーダーが企画するプロジェクトのフォローアップ(月一回程度オンラインで実施)
・日本協会主催のカンファレンスへの登壇(一部ユースリーダー)ほか
- 参加者募集: ※応募に際しては詳細をホームページにて必ずご確認ください。
募集期間:2024年11月21日(木)~2024年12月12日(木)12:00(日本時間正午〆切厳守)
求める人材像:
・ラグビーやスポーツを使って社会課題の解決に取り組むことができる、取り組むことに意欲がある。
・未来のグローバルリーダーとして、多様な価値観や文化・社会を学び、柔軟に取り入れることを身につける意欲がある。
・世界と日本の社会課題に目を向け、周りを巻き込みながら解決に向けた行動を起こすことができる、行動を起こすことに意欲がある。
応募要件:
(1) 応募時点で18歳以上30歳未満であること。
(2) パスポートを所持していること。2月3日時点で6か月以上有効なパスポート(未使用査証欄は2ページ以上必要)があること、また合格通知後、そのコピーを速やかに提出できること。
(3) オンライン(Zoom)のセッションに参加できる環境があること。
(4) 英語での日常的なコミュニケーションや、研修内でのディスカッションができる、自分の考えや意見を表現することが可能であること。英語に不安がある場合でも、本事業を通じて積極的にコミュニケーションやディスカッションへチャレンジする意欲があること。
(5) 本事業を通じて企画・計画したプロジェクトを、自分の地域やコミュニティで実施する意欲があること。
(6) プログラムに全て参加できること。
応募フォーム: https://business.form-mailer.jp/fms/8c9ffb5e259207
- 本プログラムに関するお問い合わせ
(公財)日本ラグビーフットボール協会 普及育成部門
Email: asp@rugby-japan.or.jp 担当:坂口
※火曜日・日曜日定休
以上