4月1日(水)~15日(水)までU23日本代表は、オーストラリア遠征を実施します。
今回の遠征では、U20フィジー代表、U20オーストラリア代表、オーストラリア・ストックマン、ランドウィック(地元クラブチーム)とのタフな4試合を予定しています。
U23日本代表は、将来の日本代表選手の育成を加速するためのプロジェクト「JAPAN TALENT SQUADプログラム2026」で実施した複数の合宿(2月~3月)を通して選抜されたメンバーで、U23日本代表として海外遠征を行うのは、昨年に続いて2年連続となります。今年の悲願は、U20オーストラリア代表戦での勝利。
こちらでは遠征の様子を試合中心にレポートします。
(メンバー表とスケジュールはこちらをご覧ください。)
4月14日
いよいよ最後の試合、ランドウィック戦となりました。
シドニーに拠点を持つクラブチーム・ランドウィックは、エディー・ジョーンズHCが94年にコーチングのキャリアをスタートさせた”ホーム”であり、昨年はロスタイムに逆転トライを決められて負けてしまったという因縁の相手でもあります。今回の遠征での成果を示す上でも、負けられない相手となります。

試合会場に到着。いい天気です。

キャプテン同士で握手。

ウォームアップでのスクラム。セットピースの安定がチームの好調なパフォーマンスを支えました。


試合前のエディーHC。

ロッカールームでの選手の様子。






ここからは試合の写真です。ボールを持つのはキャプテンの中谷選手。






この試合に出場する為に再合流した海老澤 琥珀選手。遠征直前に怪我で離脱しましたが「今までの準備を終わらせたくないと思っていましたし、絶対に最後の試合に間に合わせることをエディーさんとも約束していたので、その約束と自分の意志で(オーストラリアに)来た」と試合後に語っています。

今回の遠征の全試合に出場した李智寿選手。


磯部 俊太朗選手。


フルバックで先発した増山 将選手。

全試合に出場した渡邊 晴斗選手。現地の中継でも印象的な選手として名前が挙げられていました。

プロップの田代 大介選手。


副キャプテンとしてチームを牽引した白井 瑛人選手。


今年はフランカーとして全試合に出場した石橋 チューカ選手。

試合後の様子です。






試合は、38 – 21で快勝しました!
選手達のコメントはこちらでご確認ください。
以下、エディーHCのコメントです。
「(試合を振り返って)今日の試合で良かったのは、前後半通じてフィジカルを維持できなかった昨年の試合に比べて、今年はむしろ後半で相手を上回るパフォーマンスをできたことです。このチームは、タフなだけでなく、スキルのあるプレーをしましたが、私にとって印象的だったのは彼らの特にディフェンスにおけるタフネスです。
(前半でリードしましたがハーフタイムのアドバイスは)ハーフタイムでのメッセージは、前半と同じようにアタックすることで、ロングパスをあまり放らず、短いパスでプレーすること、そして前に出てディフェンスを行うことです。
(この試合が最後の試合だったが、遠征全体の総括は)選手の成長についてとても満足しています。特に個人の成長を見れば、日本代表で戦える選手を2、3名求めていたところ、そうした選手を見つけられたと思います。
(代表として戦えそうな選手は)石橋チューカ選手、大塚選手、八田選手、中森選手、渡邉選手、みんなにチャンスがあると思います。(ランドウィックの本拠地である)クージーオーバルに戻ってこられて嬉しいです。ここは自分にとってホームですから」
4試合で、3勝1敗という形で遠征を終えたU23日本代表。U 23としての活動は一旦、これで終了となりますが、個々の選手のチャレンジはこれからも続きます。
エディーHCが言及したように、日本代表、JAPAN XVのメンバーとして選ばれる選手がこの中から出てくることでしょう。また、大学やリーグワンなどで、今回の合宿で成長した選手達がその成果を見せてくれることと思われます。
皆様、引き続き、応援よろしくお願いします。
4月11日
いよいよ今遠征最重要の試合と言っても過言ではないU20オーストラリア戦がやってきました。場所は昨年と同じコフスハーバーのスタジアムです。
会場に到着した選手達。
ロッカールームでの選手達。この日の為に国内での合宿からハードなトレーニングを重ねてきました。

グラウンドに入る選手達。
まずはウォームアップです。
さあ、ウォームアップは終了しました。
円陣を組んで、いよいよ試合です!
キックオフ!
さすがは、U20オーストラリア。これまでの相手と比べてもやはり強さだけではなく、上手さも光ります。
それに対して、U23日本代表も組織での守備で、きっちりと対応しました。
試合内容としては決して圧倒されたわけではありませんが、小さなミスを着実にトライに結びつけられ、24 – 38での悔しい敗戦となりました。

エディーHCの試合後のコメントです。
「昨年の(U20オーストラリア戦の)試合と比べたら、かなりよくなりました。前後半でチェイスし続け、相手はそこから逃れることができませんでした。おそらく前の2試合よりも良い終わり方をしたと思います。(去年と比べて成長感じられたようだが?)選手達は、成熟しました。チャレンジが待っていたことを理解し、試合に勝つために、フィジカルなチャレンジを乗り越えないといけないとわかっていて、そのための準備をしたと思います。(勝負どころで決められなかった、そういうところが課題?)それが次のステップでしょう。それに基本的なミスをしてしまったこと、競り合っていないところでボールを落としたり、ラインアウトでミスをしたり、5メートル前のモールで2回、トライを決めきれなかったり。こうしたことが勝負を決めていきます。」
もちろん、結果は悔しいでしょうが、昨年から進めてきた強化が着実に結果を出していることについての手応えを感じているようでした。実際に試合を見た方は、選手の昨年からのマインドセットや、コンタクト面での成長を感じられたのではないでしょうか?
試合後は記念写真。
ロック選手全員で。
なお、試合後にはこの日誕生日を迎えた石橋チューカ選手にケーキ(実際はフルーツ)がプレゼントされました。
地元の子供達から声をかけられる渡邊 晴斗選手。今回のチームの戦いぶりは、地元の人々も魅了しているようで、試合後には大きな拍手が起こっていました。
目標としていた勝利には届きませんでしたが、着実な成長はしっかりと見せられたU23日本代表。14日には最後の試合、こちらも昨年、わずか1点差で負けてしまったランドウィックとの戦いが残っています。最後まで全力でのプレーを期待しましょう。
4月8日
さあ、早くも遠征2試合目、オーストラリアストックマン戦の日がやってきました。
オーストラリアストックマンは、(公式ホームページによれば)2013年にクイーンズランド州ロングリーチで設立された「オーストラリアの地方出身のラグビー選手に対し、競技力と人間的成長の機会を提供する招待制のチーム」だということです。地方ラグビーの最良の人材を集め、世界へ送り出し、より成長した姿で地元に戻ってきてもらうことを目的で設立されたチームで、海外遠征を積極的に行っており、今年も香港、フランス、スペインへの遠征を予定しているようです。
試合会場は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州のミッドノースコースト地域にある町ケンプシー。宿泊地のコフスハーバーから車で1時間、シドニーからだと北約430キロの地点です。
上記は、バスの移動を終えて、到着した選手たち。
ロッカールームです。
まずはウォームアップから。
円陣を組んで、さあ試合です!
君が代斉唱。
ここからが試合の様子です。なお、試合の結果についてはこちらでご確認いただけます。
ここから先は、ゴツゴツと音がしそうな、激しいコンタクトの様子を中心にご覧ください。相手は、流石はオーストラリアのチームだけあって、フィジカルに秀でたチームでした。
ナイスタックル!
ノーサイド。
最後は全員で記念撮影です。

エディー・ジョーンズHCの試合後のコメントです。
「タフで、良い試合でした。オーストラリア・ストックマンはフィジカルの強度が高く、難しい状況においてどのように戦うかを学ぶ上で、若い選手たちにとってとても良い学びの経験になったと思います。次の相手は、オーストラリアのベストな若手選手たちですから、ゲームレベルはかなり上がると思います。シャープなチームに見えますし、我々としても良いチャレンジになるでしょう。試合まで2日間ありますので、良い準備をしたいと思います。4日間で2試合しましたが、幸いなことに、怪我人もそれほど出ていませんし、次に向けて良い準備をしたいと思います」
さあ、次はいよいよ、天王山ともいうべき、オーストラリアU20代表との試合です。昨年は前半リードしながらも、後半に点差をつけられてしまいました。今年はそのリベンジがなるのか、是非ご注目ください。
4月5日-7日
試合後のチームの様子についてまとめて紹介させていただきます。

昨年同様、試合後は、近くのビーチでサーフィンを楽しみました。

一方、こちらはジムでのSC(ストレングス&コンディショニング)の様子です。

カメラに思わず反応する石橋チューカ選手。

こちらもカメラに反応してしまう舛尾選手(左)と田代選手(右)











ポーズを取る三浦選手、磯部選手、石橋選手。

一方、こちらはグラウンドでの練習の様子です。幸い、晴天に恵まれて、良いコンディションでトレーニングができています。
ハードなトレーニングを続けながらも、選手たちは笑顔が絶えませんね。
4月4日
本日オーストラリア遠征での初戦となるU20フィジー代表との試合が行われ、48-39(前半24-27)で、見事勝利しました!

試合前の円陣の様子。

前半は、果敢に日本代表が攻めるものの、ミスをオフロードでうまく繋がれ、リードを許します。その中で、スクラム、ラインアウトなどのセットピースが安定し、モールでのトライに繋がりました。

ノーサイド。
試合後に全員で記念写真。

試合後のロッカールームの様子です。
初戦をいい形で勝利しましたが、昨年敗北しているU20オーストラリア代表、ランドウィックへの勝利を目指し、選手に油断はありません。
試合後の中谷 陸人選手(キャプテン)のコメントです。(写真は試合後のファンクションでフィジーチームのキャプテンと)
「勝つことが一番大事だと思うので、まずはどんな内容でも勝つことができたことは一番うれしいですし、喜びが強いです。(フィジーについて)オフロードがうまいイメージがあって、そこはむこうの強みだというのは分かっていました。今日はそこでやられた部分もあったんですけど、試合のなかで修正出来て、ジャパンらしくできたと思います。(オーストラリア入りして)空港に降りたときはちょっと暑いなと感じたんですけど、今日は雨や曇りで自分たちが想定していたよりやりやすい環境の中でできたと思います」

SOとしてチームを牽引した伊藤 龍之介選手は、「(フィジーの印象は)コンタクトの強度が高くて、オフロードのスキルはすごく高かったです。(自身のゲームの遂行力について)自分が思っていたより20~30パーセントの出来だと思っていますし、まだまだ自分たちの思うようなプレーができなかったです。去年はチーム内で発言してくれる選手が多かったのですが、今年は自分がどんどん引っ張って発言していきたいですし、その部分でも成長していかないといけないと感じています」と総括しました。

一方、エディー・ジョーンズHCもこの試合の選手のパフォーマンスに以下のようにコメントしました。(写真はフィジーの監督と試合後のファンクションにて)
「アタッキングゲームに徹したことをとても嬉しく思います。たくさんミスはしましたが、それでもアタックし続け、結果的にオフザボールでの選手の働きは素晴らしいものがありました。(ゲームプランについて)アタックに関してはできていましたが、後は最後までそれを遂行しきれるかどうかです。ディフェンスに関しては、全体的になかなか良かったと思います。(若い選手たちのパフォーマンスについて)彼らのパフォーマンスに満足していますし、ハードなトレーニングを行って、この試合に臨みましたので少し疲れていたかもしれません。私たちはオーストラリアU20を倒しに来ていますから、ピークはそこに持って行きます。今回の結果には喜んでいます」
次の試合は8日。対戦相手は地元のクラブチーム・オーストラリア・ストックマンになります。
引き続き応援よろしくお願いします。
4月1日
選手達がオーストラリアに到着しました。








最初の遠征地コフスハーバーの空港では、地元名物のバナナのバルーンにJAPANのジャージーを飾り立てて歓迎してくれました。





選手全員で記念撮影。



選手達の活躍に期待しましょう。



