第15回全国クラブ大会 第三代表決定戦が11月18日(日)、静岡県草薙球技場で行われることになりました。
全国クラブ大会は、今年15回記念大会を迎えました。大会システムは従来8チームが参加する方式が採られていましたが、その枠は、関東3、関西3、九州2の固定枠でした。今年は記念大会としてその枠組みを変更し、三地域基本枠を各2と平等にしたうえで、残りの2枠を大会活性化のために有効活用することになりました。一つが「21世紀枠」で、全国各地のクラブ大会で顕著な活躍が見られる地域に1枠与えられることになりました。その21世紀枠は九州地区のクラブ大会に決まっています。残り1枠は、関東と関西のクラブで代表決定戦を実施したうえで決めることになりました。

「全国クラブ大会」(2008年1月13日・1月14日・2月17日)の本戦への出場権がかかった負けられない一戦です。両チームの熾烈な戦いにご注目ください。
当日は静岡県高校大会決勝戦(13:00キックオフ)も同時開催されます。花園のかかった高校生の熱き戦いと、秩父宮がかかったクラブラガーメンの戦い。ぜひご観戦にお越しください。

期日
2007年11月18日(日)、15:00KO(40分ハーフ)
主催
財団法人日本ラグビーフットボール協会
主管
関西ラグビーフットボール協会
静岡県ラグビーフットボール協会
会場
出場チーム
東日本トップクラブリーグ3位 (10/27に決定)
関西クラブリーグ2位 (=芦屋クラブ)
実施要項
  1. 第15回全国クラブ大会実施要項(暫定)に準拠して実施する。
  2. この代表決定戦の選手資格は、各地域協会主催のクラブ大会で選手登録された者とする。(関西クラブリーグ/東日本トップクラブリーグのパンフレット掲載の選手登録を使用する)
  3. 2008年1月開催の本大会では大会要項の規定に従い、あらためて選手登録を行う。
  4. 本試合にかかる大会経費は、各地域協会で折半する。

全国クラブ大会について

早いもので全国クラブ大会は今年度で15年目を迎えます。本大会は15回記念大会となります。
クラブ大会は単に競技力の向上だけを目ざすのではなく、クラブとしての組織力、運営力、地域への貢献度などを競う場として大きな成果を挙げて来ました。地域に根ざし、全国のラガーメンの模範となるマナーや威儀を実践することがクラブ大会の真髄です。
そのことが、クラブチームの日本選手権出場枠へと結びつきました。
クラブ大会はお仕着せの大会ではなく、クラブチームに集うラガーメンが自らの手によって企画・運営する「仲間立*」による大会です。大会に出場できたチームやプレヤーだけでなく、全国各地の多くのクラブラガーメンが大会を支えています。その意味で、個人や組織の自立の精神が試される場です。単に競技力だけでなく、そういう運営面にも大いにご注目ください。

*仲間立=なかまりつ(公立、国立、私立・・・の「立」で、仲間が協同して作り上げるという趣旨の「仲間立」。