披露された新ジャージ。モデルは廣瀬選手(左)と大野選手
披露された新ジャージ。モデルは廣瀬選手(左)と大野選手

4月6日、日本協会において、新しい素材・デザインによる日本代表チームの新ジャージが発表になりました。以下会見の様子をダイジェストでご紹介します。

◎和田文男・日本協会副会長
「4月に入り、いよいよ日本代表の活動がスタートいたします。本日は、春シーズンより日本代表チームが着用いたします新ジャージを日本代表オフィシャルサプライヤーであります株式会社カンタベリー オブ ニュージーランド ジャパン様よりご提供いただける運びとなりましたので皆様にご報告させていただきます。

今回のジャージの素材変更に関しましては、昨年来、カンタベリー社に日本が世界の強豪と渡り合うために、より機能的且つ、日本独自のスタイルを持つウェアを求めて提案をお願いしておりました。
そして、この程、数十点の提案の中から、ラグビー日本代表の伝統を受け継ぎ、素材や活動性を追及したものを決めさせていただきました。
ジャージ製作にあたっては、平成18年度 現代の名工を受賞されました沼田喜四司(ぬまた・きよし)様にご尽力いただいたと伺っております。世界最先端の技術が、日本独自のラグビースタイルで世界にチャレンジする日本代表にとって、強力なサポートとなったのは間違いありません。

改めまして、素晴らしいジャージをご提供いただきました株式会社カンタベリー オブ ニュージーランド ジャパン様に御礼申しますとともに、4月22日からスタートする日本代表戦で、このジャージを着用した日本代表が、グラウンドで躍動してくれることを大いに期待する次第です」

中央が(株)カンタベリーオブニュージーランドジャパンの瀬川社長、左が沼田氏、右が和田副会長
中央が(株)カンタベリーオブニュージーランドジャパンの瀬川社長、左が沼田氏、右が和田副会長

◎(株)カンタベリーオブニュージーランドジャパン 瀬川社長
「この度、ラグビー日本代表チームが着用します新ジャージを皆様にご報告できる運びとなりました。昨年来、(株)カンタベリーオブニュージーランドジャパンはラグビー日本代表が着用する新ジャージ作製にあたって、素材の開発やジャージ着用時の活動性・機能性を追及してまいりました。

また、日本ラグビーフットボール協会様のご協力で、日本代表選手とのミーティングの場を何度となく設けていただきました。その中で、日本代表選手からいただいた数々の貴重な意見も今回の新ジャージ作製に大いに役立っているのは間違いありません。この新ジャージを着用してラグビー日本代表が世界の強豪チームと渡り合うのを大いに期待する次第でございます」

和田副会長と太田ジェネラル・マネージャー
和田副会長と太田ジェネラル・マネージャー

◎太田治ジェネラル・マネージャー
「まず始めに、今回、我々の象徴である素晴らしい日本代表ジャージを提供いただいた株式会社カンタベリー・オブ・ニュージーランド・ジャパン 瀬川社長を始め関係者の皆様、そして、世界最先端の技術をご提供頂きました沼田さんにチームを代表して御礼申し上げます。ありがとうございました。

いよいよ、明後日から2007年度の日本代表の活動がスタートします。我々の使命は、日本代表の活動を通じ、日本全国のラガーマンに夢と希望を与え、誰もが、この桜のジャージに憧れる強い日本代表を作ることです。

本日、改めましてこのジャージのもと、桜のプライドを胸に、新たな日本代表の歴史を刻むべく今後の代表戦を戦っていくことを皆様にお約束いたします。

まずは、ワールドカップイヤー、そしてカーワンジャパンの初陣となる韓国戦に向け、チーム一丸となって準備して行きたいと思います」

新ジャージの特徴(クリックで拡大します) 新ジャージの特徴(クリックで拡大します)
新ジャージの特徴(クリックで拡大します)
◆現代の名工とは
厚生労働省が毎年、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰するものであり、昭和42年の創設以来、技能者の地位及び技能水準の向上を図るとともに、技能の世界で活躍する職人や、技能の世界を志す若者に目標を示し、夢と希望を与えてきた。毎年約150名の方々に対して表彰が行われる。

 

リポビタンD ソシエテジェネラル カンタベリー サントリー