日本、ルーマニアを破る

決勝は前回と同じカナダと

国際ラグビーボード(IRB)主催の国際大会、「TOSHIBAスーパーカップ2005」は日本、カナダ、米国、ルーマニアの4カ国が参加して25日開幕、東京・国立競技場で1回戦2試合が行われ、日本とカナダが勝って、29日の決勝(秩父宮ラグビー場)は昨年と同じ顔合わせとなった。米国とルーマニアは3位決定戦に回る。

連覇を目指す日本は、昨年秋の欧州遠征で敗れたルーマニアと対戦。立ちあがりから相手の力強い当たりに苦しみ、21分に先制トライを奪われた。しかし、この日の日本は粘りの防御をみせ、前半を3-10で折り返すと、後半に入って反撃開始。1PGを返した後、13分にはCTB大畑(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)が快走して左中間へ逆転トライ。その後は一進一退の攻防を続け、16-16で迎えた37分、WTB小野澤(サントリーサンゴリアス)、大畑の快足コンビがパスをつなぎ決勝トライ。23-16でルーマニアを振り切った。

カナダは30-26で米国に競り勝った。