日本代表、決勝でカナダ代表に敗れる

日本代表 10-15 カナダ代表

「TOSHIBAスーパーカップ2005」最終日となった29日、東京・秩父宮ラグビー場で2試合が行われ、昨年と同じ顔合わせとなった決勝はカナダ代表が15-10で、連覇を狙った日本代表を逆転でくだし優勝を飾った。

一進一退の攻防が続いた一戦は前半19分、日本がSO森田(法大)の見事なドロップゴールで先制。しかし、その後もなかなかチャンスを生かせず、3-0で後半へ。カナダは持ち前のパワープレーで次々とゲインラインを突破、日本ゴールに迫ると、16分、PGで同点に。さらに18分、WTBヘンダーソンが力強い突進から勝ち越しトライ(ゴール)を奪うと、38分にもトライを加え、粘る日本を突き放した。

日本は終了間際にオツコロ(埼工大)がトライを返したが、及ばなかった。3位決定戦は接戦の末、米国がルーマニアを28-22で破った。