NZUのベバン監督(右)、カウワキャプテン
  NZUのベバン監督(右)、カウワキャプテン
◎NZU

○ブリス・ベバン監督

「素直に勝てて大変うれしい。NZUは何人かがいいプレーをしてくれたが、残念なのはFWが個人プレーに走ってしまい、まとまりを欠いていたことだ。この点を修正していきたい。逆にジャパンのFW全体のまとまったプレーが印象に残った」


○ジェーソン・カウワキャプテン

「監督同様に勝ててうれしい。ただジャパンのプレッシャーが強く、思っていたプレーができなかった。特にラック周辺のディフェンスは素晴らしく、こちらはそれに対抗するように素早く仕掛けたのが功を奏した。またNZUのバックスリーもキックに対してよく反応していた、監督同様にジャパンのFW、特に第3列が良かった」

日本A代表の桜庭監督(左)、木曽キャプテン
日本A代表の桜庭監督(左)、木曽キャプテン
◎日本A代表
○桜庭監督

「前半はミスもあり、リズムに乗れなかったが、後半は体を張ってくれ、アタックは描いたイメージどおりに、ミドル、順目、アングルチェンジと攻めることができた。チーム結成から試合までタックル重視の練習で、ある程度は目標を達成できたとは思う。
ポイントに近いチャンネルは止められたが、その一つ外でミスマッチを突かれた。そこまで徹底できずに残念だ。仕掛けどころ、我慢するところといったタイムマネジメントの分部で、トライを取るイメージをチーム全体として持つ事ができなかった。しかし選手はそれぞれ持ち味を出してくれた」

○木曽キャプテン
「勝たなければならない相手だと思っていたが、強く攻められ、ミスマッチを突かれてしまった。後半20分の2点差までは食らいつくことができたが、その後のNZUは100%の力を出してきた。こちらは精一杯やっているのに今まで8割くらいでゲームをしていたのかと思うと非常に悔しかった。まだまだ差は埋まっていないと実感した」