8月18日(木)

高校日本代表 vs オーストラリア高校代表  

◎田中監督
「大舞台を与えていただき感謝しております。高校生の持つ素晴らしいラグビー精神がこのテストマッチに表現できることを誓って試合に臨みました。連続した低いタックルからのボール奪取に何度もチャンスを作ることができましたが、相手の圧倒的なディフェンス能力を前に1つのトライしか奪うことができませんでした。選手一人一人は力のある限り精一杯最後まで全力を尽くしてくれました。103点という失点になりましたが、1つ1つのディフェンスには気迫のこもった闘志あふれる場面が再三見られました」

本年度の高校代表の遠征は終了となりました。本日をもって遠征レポートも終了させて頂きます。ご覧いただきありがとうございました。(榎本孝二)

高校日本代表 vs オーストラリア高校代表   高校日本代表 vs オーストラリア高校代表   高校日本代表 vs オーストラリア高校代表

高校日本代表 vs オーストラリア高校代表   高校日本代表 vs オーストラリア高校代表   高校日本代表 vs オーストラリア高校代表

8月17日(水)

明日に向けて   フッカー。左から川西、小川
明日に向けて フッカー。左から川西、小川

プロップ。左から浪岡、松本、神田、川村   ロック。左から宮川、星野、大窪
プロップ。左から浪岡、松本、神田、川村 ロック。左から宮川、星野、大窪

いよいよ遠征最終戦のオーストラリア高校代表とのテストマッチを翌18日に控え、試合会場となるThe Scots Collegeで練習を行いました。チームランが主体となる練習で、明日の試合に向けて修正をしてきたディフェンスの確認とアタックの確認を行いました。選手たちもテストマッチということで不安な中にも意欲と闘志が強く感じられる練習となりました。

選手たちは不慣れなホームステイなどを経験しながら、そしておそらく日本では今までに味わったことの無い大敗を喫した無念さなどを乗り越えてタフさを身に付けてきました。明日のテストマッチでは、ここまで今年度の遠征を支えていただいたすべての方々のご好意に報いるべくチーム一同、一丸となり、こころ1つにして戦いたいと思います。(榎本孝二)

遠征最終練習を終えて  
遠征最終練習を終えて

8月16日(火)

ハーフ団。左から文字、伊藤、村田、田村  
ハーフ団。左から文字、伊藤、村田、田村

前日に引き続き、Waverley Collegeのグラウンドを借用しての練習となりました。午前の練習はイーブンボール奪取からの継続プレー、タックル練習、そしてチームとしての攻撃および防御の統一の練習を行いました。オーストラリアに入ってから連日天候に恵まれ現在まで1日も雨にあうこともなくここまできました。午後は宿舎のあるCoogeeの公園を使ってラインアウトおよびBKラインアタックの確認を行いました。(榎本孝二)

継続プレー練習   チームラン
継続プレー練習 チームラン

タックル練習   FL、NO.8。左から村下、高島、浦田、清水
タックル練習 FL、NO.8。左から村下、高島、浦田、清水

毎日放送が帯同取材中  
毎日放送が帯同取材

8月15日(月)

午前中Eastern SuburbsにあるWaverley Collegeのグラウンドを借用して練習を行いました。昨日が試合だったのでリカバリーのためのライトトレーニングとなりましたが、これまでと同様イーブンボールへの働きかけ、チームディフェンスの確認、そしてキックオフの練習を行いました。第2戦での課題をある程度チームとして修正できたということで選手たちも疲れを見せることなく取り組んでくれました。

午後はシドニーの中心でフリーとして三々五々ショッピングを楽しんだりして自由な時間を過ごしました。8/18、木曜日の最終戦であるオーストラリア高校代表とのテストマッチに向けて、明日からまた気を引き締めなおし取り組みます。(榎本孝二)

チームディフェンスの確認   セービングの基本を確認
チームディフェンスの確認 セービングの基本を確認

ロックスで昼食をとる選手たち  
ロックスで昼食をとる選手たち

8月14日(日)

シドニーのChatswood Ovalで快晴のもと、ニューサウスウェールズ高校代表と遠征第3戦を行いました。ジャパンは第2戦の前半に8トライを奪われるディフェンスの崩壊を経験していましたので、この試合は前半どれだけ相手にアップし防御できるかということで試合に臨みました。選手たちのこの試合に賭ける意欲も高く、よく前にアップし再三ターンオーバーから攻撃に転じる場面も見られ、選手たちの成長を感じさせる試合でした。

実際試合はまずジャパンが7-0と先制し、前半も終了間際まで14-12とリードしていましたが最後に逆転され14-19で前半を終えました。後半も最初のスコアはジャパンで19-19の同点、その後1トライを追加されるも、奪い返して26-24と再びリード。しかしこの後3連続トライを奪われ一挙に試合を決められました。しかしながら、選手たちは前向きな態度で突破口を探しよくチームを立て直しました。残された練習日数で、最終戦に向けてチームとしてのやるべきことをしっかり整理し、まとめることでチャレンジを続けたいと思います。今日の試合は、日本から駆けつけた頂いた選手の家族、ホームステイでお世話になった方々、シドニー在住の日本人の方々に競技場へ足を運んで応援を頂きました。チーム一同、この場をお借りして御礼を述べさせていただきたいと思います。(榎本孝二)


◎田中監督

「前に上がるディフェンスの意識ができて一人ずつのタックルのポイントが明確になった試合でした。個人のタックル力がはっきりとわかる試合でもあったと思います。0、1チャンネルでのボール奪取に弱さを感じ、失点が増え勝ち越すことはできませんでしたが、最後までアップするディフェンスを忘れず、選手たちは精一杯頑張ってくれました。アップするディフェンスをさらに意識し最終戦に臨みたいと思います」

対ニューサウスウェールズ高校代表戦   対ニューサウスウェールズ高校代表戦   対ニューサウスウェールズ高校代表戦   対ニューサウスウェールズ高校代表戦
対ニューサウスウェールズ高校代表戦

8月13日(土)

今日も快晴で、気温も20度程度まで上がり、絶好のコンディションの中で明日の第3戦に備えて練習を行いました。本日の練習グラウンドはThe Shore Schoolという私学のグラウンドで、ラグビーグラウンドが6面もあるぜいたくな環境でした。

練習は前日と同様、練習時間のほとんどをチームディフェンスの確認に費やし、理解と意識の統一の再確認となりました。第2戦からどれくらい修正できるかが最終戦のオーストラリア高校代表とのテストマッチの結果を占うことにもなります。

練習後、同学校のメイングラウンドでThe Shore School 対 St.Joseph Collegeの私学大会最終戦が行われ選手全員がその試合を見学しました。両校の生徒、保護者を中心に4000人程度の観衆が詰め掛ける熱い試合でした。特にSt.Joseph Collegeにはオーストラリア高校代表選手が4名含まれているということで、熱心に彼らの動きを目で追いました。(榎本孝二)

チームディフェンスの統一   溝畑団長より明日の第3戦に向けて
チームディフェンスの統一 溝畑団長より明日の第3戦に向けて

センター。左より安部、南、鳥飼   私学大会最終戦
センター。左より安部、南、鳥飼 私学大会最終戦