●6月11日(日) 第3日目。昨日の練習試合で課題となったディフェンスを中心に午前中の練習は修正練習を行いました。ピラー・ポストからターゲットを的確に絞りアップして前で倒す、数次にわたる攻撃を仕掛けられてもピラー・ポストを配置しインサイドブレイクを許さないということが狙いとなりました。 午後の練習試合では、それらがかなり修正されチームに勢いが出てきて、一体感が生まれました。スクラムでは8人がまとまりプッシュ、バックスもキック処理などで安定感が見られました。13日の午前の練習で合宿は解散となり、7月の遠征出発直前まで集合はありませんが、それぞれのチームに戻りさらに練習を重ね、高い目標、すなわち日本の高校生代表としてオーストラリアでプレーしてくれることを選手には期待したいと思います。練習試合は本日もオール兵庫と20分3本を行ない、それぞれ22-0、17-0、38-0でした。本日で強化合宿リポートは終了いたします。(榎本孝二) 練習試合。黄色が高校代表 練習試合 練習試合 ●6月10日(土) 合宿第2日目は、太子町による歓迎式から始まりました。午前はアタックを中心とした、オーストラリア(対外国)での戦いに照準をあわせた戦術の導入を行いました。またユニット練習で、フォワードは2段階ではない大人と同じ8人対8人スクラム練習に時間を割きました。 午後は、オール兵庫との練習試合(20分×3本)を行い、それぞれ31-0、19-0、12-15という結果となりました。3本目は集中力に欠ける試合をしてしまい、攻撃においても防御においても狙いとしているものを出すことができず、明日への課題となりました。夜のミーティングでは具体的にどう取り組んで、改善するのかがコーチ陣より選手に提示されました。(榎本孝二) 太子町による歓迎式 歓迎横断幕 オール兵庫との練習試合1 オール兵庫との練習試合2 ミーティング ●6月9日(金) 先月末の大阪体育大学を借用しての選考合宿を経て、第32期高校日本代表として26名の選手が兵庫県揖保郡太子町に集合しました。9日より3泊4日でオーストラリア遠征に向けての強化合宿を行います。 のじぎく国体開催県の兵庫県ラグビー少年男子チームの強化合宿と合同での合宿開催です。開講式にて、田中監督より日本の高校ラガー全員の代表としてプレー面はもちろんのこと、すべての行動において責任を持って取り組むことの確認がなされました。午後には最初の練習が行われディフェンス練習を中心に個人のタックルチェックから、タックル動作の確認、ディフェンスシステムの統一などを行って、最後は13対13の実践練習を行いました。夜のミーティングでは、選手ミーティングで戦術の確認を行い、第1日目を終了しました。(榎本孝二) 開講式 練習開始 タックル指導 13対13 選手ミーティング