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3月22日

アイルランド7日目。いよいよU19アイルランド代表戦の朝を迎えました。


爽やかな好天となりました。


ジャージー授与式です。

団長から「速さ、低さ、タフさを持ってぜひ勝ちましょう」とお話がありました。

監督から「止まっていた高校日本代表の歴史を再び動かそう」とお話がありました。

 

ジャージー授与式です。


バスで試合会場へ移動。会場はダブリンにあるテレニュア大学、人工芝のグラウンドです。


ロッカーには選手用にネームプレートとジャージーを準備しました。


ブーツチェックとコイントス


ウォーミングアップ開始です。

スピード、フォーメーション、ユニット、タックルと進みます。


ロッカーへ戻りチームでトークして、国歌を斉唱しました。


試合開始です。

グラウンドでは強風が吹いています。Japanの前半は風下で我慢の時間帯が続きました。


先制したのはJapan。前半は12-7とJapanリードでハーフタイムです。


後半は、立ち上がりに逆転を許します。

そこから一進一退の攻防が続き、風上に立つJapanがペースを掴み、22-19となって残り10分。


全員でリードを守り抜いてJapanの勝利となりました。

Japanがずっと取り組んできたディフェンスの成果と、チームとして洗練してきたアタックの良いところがたくさん出た素晴らしい試合でした。

 

チームの健闘を讃えます。


試合終了後には選手・スタッフで写真を撮りました。


その後ホテルへの帰路の途中、在アイルランド・丸山日本国大使公邸を訪問しました。


大使からのご挨拶をいただいた後、アイルランドへの滞在が長い選手たちへと、日本食をご用意いただきました。これには選手は大喜びでした。


最後は大使を囲んで記念撮影です。


3月21日

アイルランド6日目の朝です。

食事会場が変わって、少し気分転換となりました。


朝のストレッチ。


試合前のストレングス。

筋肉に刺激を入れて最高のパフォーマンスへの準備です。


午前中はゆっくりの動きの中でアタックフォーメーションの確認です。


アタックの確認は、副キャプテンの伊藤龍之介選手が中心になります。


昼食です。本当に美味しい食事で、選手達は満足そうです。


午後の練習は雨の中の練習です。


スピードトレーニング。


コンタクトの準備。


アタック、ディフェンスと短い時間の中で集中した練習が進みます。


続いて短時間のユニット練習。


練習終了後にはマーク・イーガンさんがホテルを訪問してくださいました。

マークさんは、神戸製鋼ラグビー部でロックとしても活躍し、現在日本協会で戦略アドバイザーも務めています。アイルランド出身で、今回の高校日本代表遠征へ多大なるご協力をいただきました。


夜のミーティング、スタッフトーク。

 

まずは木曽コーチから。

言わずと知れたラグビー界のスターです。15人制ワールドカップへは2回出場。7人制ラグビーでも日本代表キャップを保有しています。

ご自分が海外で体を張る事によって仲間のリスペクトを勝ち取った経験をもとに「明日のアイルランド戦に勝って多くのリスペクトを勝ち取ろう」とお話がありました。

続いて霜村コーチ。

霜村コーチも誰もが知る日本代表選手です。関東学院大学で3回、パナソニックで9回、計12回の日本一を経験しています。

「皆さんは素晴らしい選手であり素晴らしい人間性の持ち主。さらに価値のある人間へと成長できるように明日の試合も絶対に勝とう」とお話がありました。

最後は監督より明日の試合に向けて気合いの注入です。

 

プレーヤーズレポート④

【1番左】

SH 田中景翔(常翔学園高校)

進路先:明治大学

得意なプレー:パス・仕掛け

尊敬する人:アントワーヌ・デュポン

遠征(試合)への意気込み:自分の得意なプレーで勝利に貢献したい。

メッセージ:応援ありがとうございます。もっと成長できるように直向きに頑張ります。

 

【左から2番目】

SH 高木城治(東福岡高校)

進路先:京都産業大学

得意なプレー:テンポ、キック、指示

尊敬する人:宮尾昌典

遠征(試合)への意気込み:勝ちたい、楽しみたい。

メッセージ:必ず勝って帰ります。

 

【右から2番目】

SO 伊藤龍之介(國學院大學栃木高校)

進路先:明治大学

得意なプレー:ラン、パス

尊敬する人:伊藤耕太郎

遠征(試合)への意気込み:”Beat Ireland”チーム一丸となって「The first move」で勝つ!

メッセージ:アイルランドに遠征できることに感謝して、多くのことを学んで帰ります。

 

【1番右】

SO 伊藤利江人(報徳学園高校)

進路先:明治大学

得意なプレー:ステップ、パス、ラン

尊敬する人:父親、クウェイド・クーパー

遠征(試合)への意気込み:ダイナミックにプレーしてアイルランドを倒す。

メッセージ:応援ありがとうございます。自分の殻を破れるように頑張ります。


3月20日

アイルランド遠征5日目の朝を迎えました。

今日はウェイトトレーニングとユニット練習からスタートです。

 


アイルランドへ来てからも正しい姿勢を意識しながら試合に向けた体作りを行っています。

 

 

練習前のテーピングです。

 


バックスはラインの確認。FWはラインアウトの確認です。

 


昼食を挟み午後の練習に向けたプレゼンテーションです。

 


明後日のテストマッチ初戦に向けて全体練習開始です。

 


生命線のスピードトレーニング。

 

アタック・ディフェンスと、少しでもチーム力の向上を目指します。

 


タックルの確認では激しい体のぶつかり合いが続きます。

 


FWのスクラム練習には木曽コーチも参加です。

 


ショートサイドDFの確認。

 


バックスはキック練習

 


本日も充実した練習ができました。

 


夜のミーティング、スタッフトークは白鳥総務から。

「アイルランドへ来ていることに誇りを感じている。皆と一緒にアルランドを倒したい」と話がありました。

 


続いて竹下コーチからは日本代表の桜のエンブレムとラグビーの神様が祀られている下鴨神社の話がありました。

そして、「ラグビーは本当に魅力のあるスポーツ。そんなラグビーをぜひ楽しんでアイルランドに勝ちましょう」と話がありました。

 


最後にリカバリーストレッチを行い、本日のメニュー終了となりました。

 


 

プレーヤーズレポート③

 

【1番左】

FL/No.8 亀井秋穂(長崎北陽台高校)

進路先:明治大学

得意なプレー:空中戦

尊敬する人:兄

遠征(試合)への意気込み:チームの勝利に貢献できるように頑張ります。

メッセージ:プレーで感謝の気持ちを表現できるように頑張ります。

 

【左から2番目】

FL/No.8 カイサ・ダウナカマカマ(大分東明高校)

進路先:帝京大学

得意なプレー:ボールキャリア

尊敬する人:リーチ マイケル

遠征(試合)への意気込み:頑張って勝ちたいと思います。

メッセージ:勝って日本に帰ります。

 

【右から2番目】

FL/No.8 藤井 達哉(東福岡高校)

進路先:明治大学

得意なプレー:ボールキャリー、タックル

尊敬する人:アーディー・サヴェア

遠征(試合)への意気込み:チームとしても個人としても勝つ!

メッセージ:ラグビーができる事に感謝してしっかり勝ってきます。応援よろしくお願いします。

 

【1番右】

FL/No.8 松沼 寛治(東海大学付属大阪仰星高校)

進路先:早稲田大学

得意なプレー:ハードワーク、スピード

尊敬する人:吉本大悟(仰星OB)

遠征(試合)への意気込み:”Beat Ireland”できるように頑張ります。

メッセージ:これまで自分を支えてくださった方々や高校日本代表に関わる方々への感謝の気持ちを忘れず、全力でチャレンジしてきます。


3月19日 

初戦の「U20 The Trinity College」との戦いから一夜が明けました。

昨日の疲れをとるべく、狩野・崎濱両トレーナーのストレッチからスタートです。


 

続いて昨日の試合を振り返るミーティングです。

監督から全体的な総括があります。

 


木曽コーチからはディフェンスについての振り返りです。取り組んできたディフェンスの精度も上がってきました。

 


霜村コーチからはアタックのレビュー。昨日の試合でも何度も良い形があったように思います。

 


竹下コーチはブレイクダウンの振り返り。ブレイクダウン周りはレフリーとのコミュニケーションが重要になります。 


里コーチからはスピードについて。数値化して、更に精度を上げていこうと話がありました。

 


チーム全体でのウォークスルーです。疲れを残さず、かつ動きの精度を上げていく。今後はこのウォークスルーでの練習が増えていきます。

 


昼食です。食事のクオリティがとても高いです。宿泊している「The Johnstown Estate」のホスピタリティは、素晴らしいものがあります。

 


今日はその後もリカバリー中心のメニューが続きます。午前中に続いてウォークスルーです。

 


コンディショニングのケアでは2人1組でのマッサージです。

 


夜のミーティング。スタッフトークは白井ドクターです。ご自身のラグビーとの関わりの話があった後、

「人生は出会いが大切。私も皆さんとの出会いに感謝して一緒にBeat Irelandを達成しよう」とお話がありました。

 


今日のレポートでは初戦「U20 The Trinity College」戦の写真提供が地元アイルランドのカメラマンからありましたのでご紹介させていただきます。

 


 

プレーヤーズレポート➁


【一番左】

PR3 山口 匠(流通経済大学付属柏高校)

進路先:明治大学

得意なプレー:パワープレー、セットプレー

尊敬する人:相亮太監督、両親

遠征(試合)への意気込み:試合中もオフフィールドも常にHONKI!

メッセージ:最高の結果を報告します。

 

【左から2番目】

LO  石橋 チューカ(報徳学園高校)

進路先:京都産業大学

得意なプレー:スピード、運動量

尊敬する人:リーチ マイケル

遠征(試合)への意気込み:一生に1度の経験だと思いますし、このメンバーでプレーできることに感謝して悔いなく戦いたいと思います。

メッセージ:いつも明るく応援してくれて感謝しています。恩返しできるように頑張ります。

 

【真ん中】

LO 白丸 智乃祐(長崎北陽台高校)

進路先:筑波大学

得意なプレー:コンタクト・モール

尊敬する人:姫野和樹

遠征(試合)への意気込み:”Beat Ireland”

メッセージ:最高の舞台で日の丸を背負って戦えることに感謝して精一杯頑張ります!

 

【右から2番目】

LO 物部 耀大朗(中部大学春日丘高校)

進路先:明治大学

得意なプレー:強いコンタクトプレー

尊敬する人:姫野和樹

遠征(試合)への意気込み:勝ちます!全力でプレーします!

メッセージ:支えてもらってきた事に感謝して全力で頑張ります。

 

【1番右】

FL/No.8 大川 虎拓郎(東福岡高校)

進路先:明治大学

得意なプレー:タックル、ハードワーク

尊敬する人:クワッガ・スミス

遠征(試合)への意気込み:練習してきたことを全て出し切り、チームで1番走ってタックルして勝利に貢献したいと思います。

メッセージ:いつも応援、サポートありがとうございます。感謝の気持ちをアイルランドに勝って表現したいです。


3月18日

2022年度高校日本代表アイルランド遠征初戦となる「U20 The Trinity College」 戦の朝を迎えました。

AMはモビリティで体をほぐします。


ジャージ授与式です。


髙橋監督からの話です。


続いて久木元団長よりジャージが渡され、選手達は決意表明を行います。


ホテルを出発、バスで1時間ほど移動をして「The Trinity College」へ到着しました。


ここ「The Trinity College」のラグビークラブは世界で最も歴史のあるクラブです。


ロッカールームにてドレスチェックが行われます。


試合前ウォーミングアップスタートです。


スピードトレーニングから、アタック、ディフェンス、ユニットと続きます。


大川キャプテンがコイントスに参加。


ゲーム前最後はタックルの確認です。


試合前のチームトークです。


キックオフです。


高校日本代表が先制するも、Trinity Collegeも反撃し、17-19で折り返します。


後半立ち上がりも一進一退の攻防が続きましたが、後半中盤から高校日本代表が優勢となり、55-26にて勝利となりました。


試合記録詳細、監督とキャプテンのコメントは以下をご覧ください。

https://www.rugby-japan.jp/news/51844

 

試合終了後は、両チームの選手で記念撮影です。


こちらは日本代表のみ。


アフターマッチファンクションでは記念品の交換が行われました。


ホテルへ戻り、夕食。本日はシックスネーションズ最終戦、アイルランド対イングランドを見ながらの夕食となりました。


3月17日 

アイルランド遠征2日目。

まずは皆で朝食をいただきます。

 


海外特有のタンパク質たっぷりの食事ですが、野菜もしっかり取れてバランスも考えられています。

 


午前中のトレーニングは室内でのウォークスルーです。

 


ホテルと併設されているウェイト場でトレーニングもしっかり行います。

 


お昼を挟んで午後のトレーニングに向けて木曽コーチからミーティングです。

 


その後はアイルランド入りして初めてグラウンドでのトレーニングです。

降っていた雨も上がり、少し晴れ間も見えています。

 


ハドルを組んでトレーニングのスタートです。

 


まずはスピードトレーニングから。飛行機移動の疲労を取りつつ、スピードアップを目指します。 


 

続いてアタックのトレーニングに入ります。

 


ブレイクダウンでは明日の試合に向けて激しいタックルを繰り返します。

 


最後は試合形式のトレーニングです。明日に向けて激しさが増していきます。 


 

ユニット練習では試合に向けて、個々で確認を行います。

 



プレーヤーズレポート① 


【左から2番目】

PR1 木村陽太(國學院栃木高校)

進路先:青山学院大学

得意なプレー:スクラム・ジャッカル

尊敬する人:稲垣啓太

遠征(試合)への意気込み:試合に勝つための本気の準備をして臨みたいです。

メッセージ:親などには迷惑をかけたけど、結果で喜んでもらえるように頑張りたいです。

 

【真ん中】

PR1  檜山蒼介(尾道高校)

進路先:明治大学

得意なプレー:ランニング・コンタクト

尊敬する人:姫野和樹

遠征(試合)への意気込み:Beat Irelandを必ず達成する!

メッセージ:最高の舞台で最高の仲間と必ず目標達成するので応援してください!

 

【1番右】

HO 大塚壮二郎(関西学院高等部)

進路先:関西学院大学

得意なプレー:コンタクト・運動量

尊敬する人:壬生翔太

遠征(試合)への意気込み:Beat Ireland

メッセージ:応援ありがとうございます。

 

【右から2番目】

HO 清水健伸(國學院久我山高校)

進路先:早稲田大学

得意なプレー:タックル

尊敬する人:江良楓

遠征(試合)への意気込み:絶対に勝つ!

メッセージ:4年ぶりの海外遠征に感謝して、立派に育ててくれた家族や学校の皆さんのためにも絶対に勝ちます。 


【1番左】

PR3 森山飛翔(京都成章高校)

進路先:帝京大学

得意なプレー:パス

尊敬する人:家族(母)

遠征(試合)への意気込み:自分の出せるものを全て出したいと思います。

メッセージ:第48期高校日本代表に選ばれたことに誇りを持って戦います。


3月16日

遠征初日は移動日となりましたが、24時間近くのフライトとトランジットをへて、選手達はようやくアイルランドへと無事に到着しました。

 

 

バスへ荷物を積み込む選手たち。

 


ホテルはダブリンから1時間ほど西に位置する「The Johnstown Estate」です。

綺麗で風情のあるホテルです。

 

 

選手達は長旅の疲れを癒すためにプールに入り、その後ホテルの庭を散歩します。

 


ホテル側も高校日本代表を歓迎して頂き、素晴らしいホスピタリティに感動します。

 


美味しい夕食を頂きます。

 

 

夜のミーティングでは、この遠征に帯同してくださるリエゾンのご紹介があり、これから多くのサポートを頂くことになります。本日のリエゾンは逢坂さんと松田さんです。

 


その後、監督より改めてアイルランドでの目標の確認があり、本日は終了となりました。